学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 園芸学科
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授業コード H11113101 科目コード H111131
授業の方法 講義 単位数 2
期別 後期 曜日・時限 月2
授業科目

常緑果樹栽培論

Growing Evergreen Fruit Trees
担当教員 小原 均
履修年次/セメスター 3〜4/前期 時間数 30 受入人数  
教室等 園 206講義室
概要 本授業では、わが国で栽培されている常緑果樹・樹種のカンキツ類およびビワを中心に、それらの生理・生態的な特徴、栽培面での特徴、主な種類・品種の特徴と変遷、収穫・出荷などを含む経済効果、品質と消費に関する事柄について説明する。
目的・目標 目的:わが国で栽培されている主要な常緑果樹・樹種であるカンキツ類、ビワ、オリーブおよびマンゴーなどについて、栽培の現状と課題に関する認識を深める。
一般目標:各果樹・樹種の来歴、種類・品種の特性および分類、生理・生態的な特徴、栽培・経営上の特性について理解する。また、それらを基に栽培の技術や管理の実際と理論に関する知識を習得する。
到達目標:@知識・理解の観点 1.カンキツ類の主な種類・品種の特徴について説明できる。2.温州ミカンの生態的・形態的・生理的特徴について説明できる。3.温州ミカンの栽培技術について説明できる。4.ビワ品種の特徴について説明できる。5.ビワの栽培技術について説明できる。 A思考・判断の観点 温州ミカン栽培の現状を認識し、問題点を指摘できる。 B関心・意欲の観点 日常生活の中でカンキツ類の国産果実と輸入果実との関連について関心をもつ。
授業計画・授業内容 本授業では、まず、わが国における常緑果樹栽培の現状について説明した後、カンキツ類、特に温州ミカンを中心として、生態的・形態的・生理的特徴および栽培技術について説明する。その後、ビワを中心にカンキツ類以外の常緑果樹栽培について説明する。なお、必要に応じて適宜資料を配布し、それを基に授業を進める。
第1回の授業内容は、わが国における常緑果樹栽培の現状と、特にカンキツ類では世界における栽培の現状との関連について解説する。
第2回の授業内容は、カンキツ類の分類について解説する。
第3〜6回の授業内容は、解説する。
第7回の授業内容は、温州ミカンを中心に、生態的・形態的特徴、生長周期、栽培適地、種類・品種の変遷について解説する。
第8〜9回の授業内容は、温州ミカンを中心に、結果習性、栽培の技術と管理、開花生理、果実の発育・成熟生理について解説する。
第10回の授業内容は、温州ミカンを中心に、特殊栽培技術と施設栽培、経営上の特性について解説する。
第11回の授業内容は、ビワの来歴、生態的・形態的特長、生長周期、品種の特性などについて解説する。
第12回の授業内容は、ビワの結果習性、栽培の技術と管理、開花生理、果実の発育・成熟生理、経営上の特性について解説する。
第13〜14回の授業内容は、オリーブ、マンゴーを中心にその他の常緑果樹の来歴、品種、結果習性、栽培の技術と管理、経営上の特性について解説する。
第15回の授業内容は、まとめと試験ならびに試験の解説を行う。

授業外学習として、毎回の授業の終わりに次の授業の内容について簡単に説明するので、事前に参考書等を用いて予習をしておくことと授業終了後は授業ノート・資料を基に復習をしておくこと。
質問は随時受け付けるものの、説明内容の区切りの時点であらためて質問と授業に対する要望や感想を聞き取り、全員に回答するとともに改善に努める。
キーワード 常緑果樹、カンキツ類、温州ミカン、ビワ、栽培技術、栽培管理
教科書・参考書 【参考書】新編果樹園芸ハンドブック/杉浦明編著.--養賢堂,1991,最新果樹園芸技術ハンドブック/吉田義雄他編.--朝倉書店,1991,新編原色果物図説/小崎格他監.--養賢堂,1996,カンキツ総論/岩堀修一他編著.--養賢堂,1999,果樹園芸 第2版/志村 勲他著.--文永堂出版,2000,最新果樹園芸学/水谷房雄他著.--朝倉書店,2002,果樹/松井弘之他共著.--実教出版,2004,加除式農業技術体系果樹編/農文協編.--農文協.
評価方法・基準 試験の評点(70点)と授業参加状況(30点)により評価する。
試験では到達目標(@、AおよびBのすべて)への達成度(評価割合:@70%、A20%、B10%)を評価基準とする。
関連科目 果樹園芸学総論(この授業の基礎的知識となる解説が行われる)、落葉果樹栽培論(この授業では扱わない落葉果樹について解説される)、栽培・育種学演習(この授業での解説が基礎的知識となる)、農場実習T(この授業で解説する栽培技術が実際に指導される)
備考 果樹園芸学総論の履修者が望ましい。