学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 緑地環境学科
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授業コード H12210801 科目コード H122108
授業の方法 講義 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 月1
授業科目

景観生態学

landscape ecology
担当教員 小林 達明
履修年次/セメスター 3年前期 時間数 30時間 受入人数  
教室等 園 112講義室
概要 地・生態系・人をつなぐ学、自然環境管理の基礎としての景観生態学の理論を学び、ビオトープ造成、湿地管理などにおける具体的な計画と技術を学ぶ。
目的・目標 1.ランドスケープ構造の量的記載法と機能解析の基礎を理解できる。
2.ビオトープ造成のための基礎を知り、設計に用いることができる。
3.湿地生態学の基礎を知り、湿地管理に応用できる。
4.土地利用が生態へ与える影響について知り、荒廃地の再生技術について検討できる。
授業計画・授業内容 第1回 景観生態学の源流・・・トロール、エルトン、マッカーサー
第2回 景観生態学の概念と手法・・・スケールと形態、GISとリモセン
第3回 島の生態学の理論とSLOSS問題
第4回 インベントリーマッピングと自然環境計画
第5回 ビオトープの計画・・・環境ポテンシャルの評価を中心に
第6回 ビオトープの設計・・・微地形・利用計画とハビタット
第7回 ビオトープの技術・・・自然資源の利用
第8回 ビオトープの管理・・・順応的管理と市民参加
第9回 湿地の植生と管理1・・・湿原と水田
第10回 湿地の植生と管理2・・・河川
第11回 湿地の植生と管理3・・・干潟
第12回 生態史の考え方・・・生態と人がつくる地域
第13回 乾燥地の景観動態と社会生態
第14回 乾燥地の緑化技術
第15回 授業のまとめ
キーワード ランドスケープ、ビオトープ,ハビタット,ウェットランド、近自然河川工法,砂漠化
教科書・参考書 「最新 環境緑化工学」朝倉書店、「景観生態学」文一総合出版
評価方法・基準 数回のレポートまたは小テストと期末テストの評点により判定する。
関連科目 緑地科学実験実習IV