学科(専攻)・科目の種別等

保健体育
・・・・・・・・・・・・・・・
授業コード E1H231501 科目コード E1H2315
授業の方法 講義 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 火1
授業科目

スポーツ文化と子ども

Sport Culture and Children
担当教員 杉山 英人
履修年次/セメスター 1〜4 時間数 30 受入人数  
教室等 教4409
概要 本講座は、小学校体育科選修の「選修に関する科目」の選択必修科目である。子どもとスポーツの関係性を、スポーツ文化を含んだ広義の身体文化の特質、教育における身体性、スポーツと教育の関係性といった視点から多角的に講義する。
目的・目標 一般目標:
スポーツと子どもの関わりをさまざまな視点から多角的に考えることで、自分自身とスポーツおよび子どもとの関わり、そして子どもにスポーツを教えることの意味を理解する。

到達目標:
1.スポーツ文化に関する基礎知識の習得を通してスポーツ文化の理解を深める。(知識・理解)
2.スポーツ文化と子どもの関わりの多様性について思考を深める。(思考・判断)
3.スポーツ文化と子どもの実践的関わりについて関心を深める。(関心・意欲)
4.スポーツ文化と子どもへの実践的関わり方を学ぶ。(態度)
5.スポーツ文化と子どもの関わりについて自分の考えを的確に表現する。(技能・表現)
授業計画・授業内容 第1回:オリエンテーション:自分自身の経験に基づくスポーツ文化と子どもの関係性の理解
第2回:子どもにとってのスポーツ文化(1)基本的論点について
第3回:子どもにとってのスポーツ文化(2)スポーツ文化と体育の関わりについて
第4回:近代スポーツの文化的特質
第5回:現代スポーツの文化的特質
第6回:身体の文化性
第7回:身体文化の変容
第8回:身体文化と教育
第9回:子どもの身体性
第10回:教育における身体性
第11回:スポーツ文化の教育的可能性
第12回:スポーツ文化と子どもをめぐる状況(1)現状と課題
第13回:スポーツ文化と子どもをめぐる状況(2)運動技能の習得について
第14回:スポーツ文化と子どもをめぐる状況(3)体力について
第15回:まとめ:子どもとスポーツの関わりの可能性と方向性について
教科書・参考書 必要に応じてプリント配布。永井洋一(2004)『スポーツは「良い子」を育てるか』(日本放送出版協会:生活人新書)、斉藤孝(2000)『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)
評価方法・基準 授業における課題報告(50%)とレポートの内容(50%)を総合的に評価する。