学科(専攻)・科目の種別等

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教養コアB(こころと発達)
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授業コード |
G14B05102 |
科目コード |
G14B051 |
授業の方法 |
講義 |
単位数 |
1 |
期別 |
前期 後半 |
曜日・時限 |
火1 |
授業科目 |
心と自己の科学2
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Science of Mind and Self(2) |
副題 |
他者・物事を評価・判断するということ |
担当教員 |
礒部 智加衣 |
履修年次/セメスター |
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時間数 |
15時間 |
受入人数 |
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受講対象 |
1E(小以外)MTメ共 |
教室等 |
C11 |
概要 |
私たちは、無意識に「イメージ」「思いこみ」に基づいて、他者や物事を認知・評価し、態度を決めていることが多い。そのことが、実は自分自身や社会に少なからぬ影響を与えている。特に、あるカテゴリーに対する「イメージ」「思いこみ」は、偏見や差別の問題につながりやすい。本講義では、「偏見」「差別」といった問題意識を中心に、社会心理学・社会的認知の基礎的な知見を紹介する。 |
目的・目標 |
まずは、講義を通じて自分がいかに思いこみに左右されているかに気がつくことが重要である。環境を認知し判断するときに、心がどのように機能しているかを学習すること。 |
授業計画・授業内容 |
1. 思いこみと現実 −スキーマ・ステレオタイプとは−
2. 印象形成・対人評価における「思いこみ」の影響
3. ステレオタイプ・偏見が形成される過程
4. なぜステレオタイプ・偏見が維持されるのか
5. スティグマ −偏見を持たれている人の心−
6. 態度変容 説得のされやすさ
7. まとめと発展
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キーワード |
ステレオタイプ・偏見・社会心理学・印象形成 |
教科書・参考書 |
適宜,資料を配付する
推奨図書:ステレオタイプの社会心理学 上瀬由美子著 サイエンス社 |
評価方法・基準 |
小テストおよびレポート課題に対する評価によって成績を決定する。
ただし、受講態度が悪い者、出席率が悪い者は評価対象としない(つまり、課題提出の資格を与えない)。
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関連科目 |
心理学基礎 |