学科(専攻)・科目の種別等

教養コアC(芸術と文化)
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授業コード G14C11501 科目コード G14C115
授業の方法 講義 単位数 1
期別 前期 後半 曜日・時限 火2
授業科目

建築の技術と文化

Technology and Culture in Architecture
担当教員 原田 幸博
受講対象 1E小S
教室等 F10
概要 総合的な色彩を持つさまざまな技術を用いて、古今東西の建築は造られてきている。一般学生にも興味深い建築の技術をトピックとしてとりあげ、わかりやすく解説し、併せてその背景にある文化的・伝統的な視点も加えた講義を行う。この講義では、建築の構造体に関する内容を主に取り扱う。
目的・目標 用・強・美の三要素を兼ね備えた総合芸術としての建築の「強」の要素、つまり構造物としての建築に焦点をあてて、建築の技術的な側面への理解を深める。
授業計画・授業内容 第1回 構造体の初期の形態 (参考図書「構造と形態」 1, 11章)、レポート課題出題
第2回 構造のはたらき、構造材料 (参考図書「構造と形態」 2, 3章)
第3回 工法と形態、構造と形態 (参考図書「構造と形態」 4, 5章)
第4回 アーチとカテナリー、ヴォールト、ドームおよび曲面膜構造 (参考図書「構造と形態」 6, 7, 12章)
第5回 梁とスラブ、トラス、柱・壁・基礎 (参考図書「構造と形態」 8, 9, 10章)
第6回 大スパン構造、橋、多層建築と塔 (参考図書「構造と形態」 13, 14, 15章)、レポート課題提出
第7回 構造の理解とデザイン(参考図書「構造と形態」 16章), レポート課題講評
教科書・参考書 参考図書: 構造と形態 アーチから超高層まで(彰国社)、五重塔のはなし(建築資料研究社)
評価方法・基準 講義の出席状況(30%)とレポート課題(70%)の成績で評価する。