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学科(専攻)・科目の種別等

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共通専門基礎科目(化学)
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授業コード |
G17533107 |
科目コード |
G175331 |
| 授業の方法 |
講義 |
単位数 |
2 |
| 期別 |
前期 |
曜日・時限 |
水1 |
| 授業科目 |
基礎化学A
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| Fundamental Chemistry A |
| 担当教員 |
串田 正人 |
| 履修年次/セメスター |
1年次/前期 |
時間数 |
30時間 |
受入人数 |
適正人数 50名 |
| 受講対象 |
1T共 |
| 教室等 |
工 5号棟 104教室 |
| 概要 |
物質がどのように成り立っているか、その性質はどうなっているのかを講義する。またその知識を元に物質の反応に対する考えや、さらには材料として使われている種々の物質の性質について理解を深めるための知識も身につけさせる。 |
| 目的・目標 |
一般目標:化学を学ぶための基礎を身につけることを目的とし、共生応用化学科での専門科目を学ぶための基礎学力を習得する。全体の講義を通して、物質の性質を物理化学的な観点から理解し論述できるようになる。また、理想状態の理論を基に現実の状態へと展開させる手法を確立できるようになる。
個別目標:
第2,3回目の講義によって、気体状態の性質を理解するための物理的手法が利用できるようになる。
第4回目の講義によって、固体状態の性質を理解するための物理的手法が利用できるようになる。
第5,6回目の講義によって、原子の構造を理解するための物理的手法が利用できるようになる。
第7,8回目の講義によって、化学結合を理解するための物理的手法が利用できるようになる。
第10回目の講義によって、化学平衡について理解し、その状態を記述する方法が利用できるようになる。
第11,12回目の講義によって、電気化学反応について池を例にとって理解し、物理化学的手法での論述ができるようになる。
第13,14回目の講義によって、溶液について理解し、その性質を記述する物理化学的手法が利用できるようになる。
第15, まとめと理解の確認 |
| 授業計画・授業内容 |
第1回:ガイダンス+現代”科学”を学ぶために
第2回:気体の性質[理想気体の性質と物理化学的な解釈]
<教科書第1章1.1〜1.3を精読しておくこと>
第3回:気体の性質[実在気体の性質と物理化学的な解釈]
<教科書第1章1.3〜1.4を精読しておくこと>
第4回:凝集状態の構造と性質[粒子が凝集した状態についての物理化学的な解釈]
<教科書第2章を精読しておくこと>
第5回:原子の構造[原子の成り立ちとシュレーディンガー方程式の理解]
<教科書第3章3.1〜3.5を精読しておくこと>
第6回:原子の構造[シュレーディンガー方程式と原子の性質との関係]
<教科書第3章3.6〜3.7を精読しておくこと>
第7回:化学結合[化学結合の種類および性質の理解と量子論に基づく記述法]
<教科書第4章4.1〜4.4を精読しておくこと>
第8回:化学結合[分子の軌道・混成軌道の解釈と種々の結合との関連]
<教科書第4章4.4〜4.8を精読しておくこと>
第9回:第8回までの理解度確認と補足・補充説明
第10回:化学平衡[熱力学の導入と平衡状態の物理化学的解釈]
<教科書第9章を精読しておくこと>
第11回:電池と起電力[電池反応の化学的側面と電位差および起電力]
<教科書第10章10.1〜10.2を精読しておくこと>
第12回:電池と起電力[電池反応における平衡とその利用]
<教科書第10章10.3を精読しておくこと>
第13回:溶液の性質[溶液の状態の記述法と物理化学的解釈]
<教科書第11章11.1〜11.4を精読しておくこと>
第14回:溶液の性質[溶液の物理的性質変化の理解]
<教科書第11章11.5〜11.6を精読しておくこと>
第15回:第9回〜第14回までの理解度確認と補足・補充説明 |
| キーワード |
物質の構造、原子の構造、周期律、化学結合、物質の状態、気体・液体・固体、エンタルピー、エントロピー、物質の変化、化学平衡、酸化と還元、有機材料、無機材料、複合材料 |
| 教科書・参考書 |
教科書:理工系学生のための化学基礎、学術図書出版社
野村、川泉 共編、ト部、川泉、平澤、松井 共著
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| 評価方法・基準 |
適宜講義中におこなう小テストおよび翌講義時に回収するレポートの評価(各10%)および2回の理解度確認による評価(80%)を総合して判断する。総合点で60点以上であることが必要である。 |
| 備考 |
8割以上の出席を単位取得の必須条件とする。
受講者は共生応用化学科 学籍番号奇数および他学科(担当:串田正人)
共生応用化学科 学籍番号偶数 (担当:松本祥治)
注:本シラバスの授業コードは、学籍番号が奇数および他学科の学生を対象とします。学籍番号が偶数の学生は授業コードG17533106で松本祥治先生によって開講されている基礎化学Aを登録すること。 |