学科(専攻)・科目の種別等
Department/Division

英語
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授業コード
Class Code
G111U5020 科目コード
Course Code
G111U50
授業の方法
Course Type
  単位数
Credits
2
期別
Semester Offered
後期 曜日・時限
Day & Period
金1
授業科目
Course Title

中級英語I(総合)20

Intermediate English 1
副題
Subtitle
学術英語
担当教員
Instructor
岩本 遠億
受講対象
Students for whom Course is Intended
TOEIC550点以上
教室等
Classroom
A201
概要
Brief Description
学生各々が専門とする学術分野における最新の情報を英語で読み取るための英語読解力を身に着けさせ、英語で発表を行うための、ハンドアウトの作り方、英語での口頭発表に必要な練習を行わせる。
目的・目標
Objectives and Goals
このクラスでは、学術英語に特有の表現法を修得させると共に、学生が自分の専門および関連分野における最新の情報を、英語で書かれた学術雑誌や専門書を読むことを通して入手する能力と技術を開発する。読む教材は学生一人一人が自らの専門分野に従って決定する。クラスでは同一の教材を全員が読むということをしない。全員が異なった文章を読む。そして、得た新しい情報を発表という形で共有する。ある一定の長さの文章を最初から最後まで責任を持って読み、発表することで、多読と精読の両方の訓練となる。学術英語の文体的、談話的特徴についての知識が身に着くと共に、分野の文献を読みこなすための語彙や表現法を修得することが出来る。コースが終わる頃には、英語で学術文献が読めるという自信がつくだろう。さらに、英語での発表をとおして、英語を読むだけではなく、英語の発音や英語の使用についての理解が深まるだろう。
授業計画・授業内容
Course Plans and Contents
最初の3回ほど学術英語の文体的、談話的特徴について講義をする。その後は、受講者が2週間に1度(計5回)、自ら選んだ英文の内容を英語あるいは日本語でまとめ、ハンドアウトにして発表する。その時、読解の難解だった部分を取り出し、全員でその解釈について討議をし、学術英語の文章法についての理解を深める。発表時間は受講者の数によるが、10分から15分程度。その後、質疑応答の時間を取る。各々の受講者は、このコースを通して基本的に同一のテーマについて英文を選ぶことを期待される。同一のテーマから選ぶことによって、その分野に関する語彙力と表現方法が自然と身につく。受講者は、発表する英文について、前もって担当者と相談し、承認を得るものとする。また、学術英語を読みこなすために必要な語彙(Academic word list)を覚えもらう。これについては、毎回テストを行う。英語の発音方法について受講者が十分な知識と力がない場合、その練習も行う。
教科書・参考書
Textbooks/Reference Books
学生一人一人が自分の専門としようとする分野から決定する。
Academic Word List (Nottingham University)
評価方法・基準
Evaluation Procedures and Criteria
5回(2週間に1度)の発表と学術単語テストによって評価する。発表85%、学術語彙テイスト15%。発表に関しては、各発表のために読んだ文章の量を基本的な評価基準とする。1回平均3000語以上(90%以上)、2500語以上(80%以上)、2000語以上(70%以上)、1500語以上(60%)。なお、発表に対する質問やコメントなどを積極的に行なった学生については、授業貢献として10%以内の範囲で評価に反映させる。
履修要件
Prerequisite
TOEIC (IP) 550 / TOEFL PBT 487, ITP 487, iBT 57, IELTS 5以上の証明
備考
Remarks
学生相互の発表となるので、マナーや礼儀を重んじる。発表に対する積極的な質問、コメントを期待する。