学科(専攻)・科目の種別等
Department/Division

教養展開科目(コアF関連)
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授業コード
Class Code
G15F22101 科目コード
Course Code
G15F221
授業の方法
Course Type
講義 単位数
Credits
2
期別
Semester Offered
後期 曜日・時限
Day & Period
金1
授業科目
Course Title

植物のかたち

Plant Form
副題
Subtitle
植物形態科学入門
担当教員
Instructor
西野 栄正
履修年次/セメスター
Students' Year/Semester to take the Course
1−4年次/後期 時間数
Total Hours
30時間 受入人数
Maximum Number of Students
60人程度(講義内容の理解を助けるための植物試料を回覧または配布するため)
受講対象
Students for whom Course is Intended
H園以外
教室等
Classroom
F10
概要
Brief Description
私達の生活に最も身近で花と果実をつける被子植物は,どのような生き方をしている生き物かを,かたち(形態)の面から主に考察し,さらに発生,進化,機能にも触れながら理解を進めます.
目的・目標
Objectives and Goals
植物は種類によって多様な形態を示すが,単純な基本構造の繰り返し体制で作られており,これを環境条件に適応させ,また生き残り戦略のために変形させていることを基礎的な知識として得る.さらに形態の変形と機能の向上をもたらした進化を考察することにより,環境に大きく依存して生きる植物の生き方の特性を説明できるようにする.
授業計画・授業内容
Course Plans and Contents
 ガイダンス
1.植物の基本的な形態
   植物の生活環
   植物体の基本構造
2.生殖によって個体を増やす
   植物の生殖
   花の構成と発生
   花の形態と受粉
   種子と果実の発達
3.次世代を散布する
   果実
   種子
4.自立する
   発芽から定着へ
5.生きる
   植物体の成長とかたち
   養分の貯蔵
6.全体のまとめと学習内容の修得の確認

授業の要点と関連図版の資料を配布します.
授業内容や方法への質問や意見を毎回提出でき,次回の授業に反映されるようにします.
授業内容の理解をより助けるために,適当な植物の実物サンプルをできるだけ準備します.
形の説明と実物サンプルを基にして,それに関連した形を他の植物で探して記録していくと,植物の形の捉え方の応用力が身に付きます.
毎回出席を記録します.
キーワード
Keywords
被子植物,形態,発生,進化,機能
教科書・参考書
Textbooks/Reference Books
 次の参考書やWEBページは授業内容の確認やそれを発展させるために有用です.
 原 襄 「植物形態学」(朝倉書店)
 原・福田・西野 「植物観察入門」(培風館)
 塚谷・荒木 「植物の科学」(日本放送大学出版協会)
 ウィキペディアのカテゴリ:自然 > 生物 > 植物 > 植物学
評価方法・基準
Evaluation Procedures and Criteria
:学習内容の修得をテストよって評価する.
関連科目
Related Courses
コアF(いのちと科学)
備考
Remarks
園芸学科以外の学生が対象です.