学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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教養展開科目(キャリアを育てる)
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授業コード Class Code |
G15K23101 |
科目コード Course Code |
G15K231 |
授業の方法 Course Type |
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単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 |
曜日・時限 Day & Period |
集中 |
授業科目 Course Title |
博物館経営論
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Museum Management |
担当教員 Instructor |
鈴木 一彦,百原 新,松本 みどり |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
西千葉(後期の土日予定) |
概要 Brief Description |
使命の設定やマーケティング等の経営学の基本を学びながら、現在の博物館の課題を解決するための具体的方法を考えていく。法制度を含む日本の博物館の現状を知ったのち、これから必要性が増していく利用者調査や事業評価、危機管理、地域社会との連携等を取り上げる。また、演習の中で、各自が想定した博物館の事業計画の作成や発表を行うことにより、講義で得た知識を活用する機会を持てるようにする。& |
目的・目標 Objectives and Goals |
〔一般目標〕
博物館の管理・運営を体系的に理解し、「博物館経営」の枠組みの中で博物館を捉えられるようにする。併せて、学芸員として博物館経営を実践する際の基礎的な能力を養う。
〔到達目標〕
1.博物館の組織と行財政制度を理解する
2.博物館の社会的な責任を理解し、使命について考察できる
3.博物館に関する基本的な経営理論を理解する
4.博物館運営の課題について経営論の観点から論じることができる |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
T 博物館を支える組織と制度
第1回 講義 博物館になぜ経営が必要か(非営利組織の経営)
第2回 講義 博物館を取り巻く人びとと社会(広報、ステークホルダー、CSR)
第3回 講義 人材、組織、行財政制度
第4回 講義 指定管理者制度(官民連携)
第5回 講義 博物館の施設・設備
U 博物館の使命
第6回 講義 使命(ミッション)・計画
第7回 演習 博物館の活動計画の作成1(使命、運営方針)
V 博物館の経営理論
第8回 講義 博物館倫理・行動規範
第9回 講義 博物館における危機管理
第10回 講義 マーケティング、利用者調査の手法
第11回 講義 事業評価の手法(PDCAサイクル)
W 博物館の新たな展開
第12回 講義 地域社会との連携(ボランティア、学校等)
第13回 講義 他機関との連携(他館、大学、学協会等)
第14回 講義 市民が博物館を支える仕組みづくり(会員組織、寄附制度等)
第15回 演習 博物館の活動計画の作成2(事業計画)
*授業はパワーポイントを用い、プリントアウトも配布する。
*受講者によるディスカッションや発表の機会を持つ。 |
キーワード Keywords |
学芸員、資格、博物館、美術館、ミュージアム、教育、社会教育、地域、経営、非営利組織、マネジメント、マーケティング、寄附、使命、ミッション |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
市販の教科書は使用せず、パワーポイントのスライドなどのプリントアウトを教材とする。参考書は随時紹介する。 |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
出席状況(30%)、レポート・発表(30%)、テスト(40%)により評価する。授業への3分の2以上の出席、レポートの提出、テストへの参加が評価の前提となる。レポートについては、テーマや論述のポイント、評価基準を初回の出題時に明示する。テストでは、用語解説問題10問以内及び授業テーマについての論述問題を2問出題する。 |
関連科目 Related Courses |
博物館概論、博物館教育論、博物館情報・メディア論、博物館展示論、博物館資料保存論、博物館資料論 |
履修要件 Prerequisite |
原則として2年次以降の学生を対象とする。また、専門的な内容を含むので、博物館概論を履修した後の受講が望ましい。 |
備考 Remarks |
授業実施日
11月9日(土)3〜5時限
11月23日(土・祝)3〜5時限
11月30日(土)1〜5時限
12月7日(土)1〜4時限
場所
総合校舎A−201講義室
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