学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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共通専門基礎科目(化学)
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授業コード Class Code |
G17533205 |
科目コード Course Code |
G175332 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 |
曜日・時限 Day & Period |
火1 |
授業科目 Course Title |
基礎化学B
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Fundamental Chemistry B |
担当教員 Instructor |
久下 謙一 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
1年生、後期 |
時間数 Total Hours |
30時間 |
受入人数 Maximum Number of Students |
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受講対象 Students for whom Course is Intended |
1T画ナ |
教室等 Classroom |
C11 |
概要 Brief Description |
我々の生活や生命・環境に深く関わる化合物の性質や機能を理解し、有機化学の基本的事項を学習する。
そこから、炭素を中心元素として,水素,酸素,窒素などの数少ない元素の組み合わせで多様な有機化合物が生まれる仕組みを学び、新しい化合物を得るための道筋を理解する。
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目的・目標 Objectives and Goals |
有機化学について基礎的な理解を深め、高校で習った化学を確実にしつつ、大学レベルの一般教養の化学的知識を得る。
さらに有機化学の深い知識を得るために有機電子論の方法を習得し、高学年での有機化学系科目の履修に対応する。
高校の化学とどこが違うのか、何が積み上げられたのかをはっきり自覚し、積み上げた知識を的確・確実に使えるようにする。 |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
第1回: 有機化学入門(有機化学とは)、 原子の電子配置
第2回: 化学結合と軌道混成
第3回: 電気陰性度と分子の極性、共鳴
第4回: 有機化合物の立体構造
第5回: 反応はなぜ起こるのか、電子の流れ図
第6回: 官能基と化合物命名法1
第7回: 官能基と化合物命名法2
第8回: 官能基の種類と性質概論
第9回: アルカン、ハロゲン化アルキル
第10回: 芳香族化合物
第11回: アルコール
第12回: エーテル、アルケン、アルキン
第13回: アルデヒド、ケトン
第14回: カルボン酸と誘導体
第15回: 宿題の解説、試験 |
キーワード Keywords |
有機化学、分子、化学結合、軌道混成、極性、有機電子論、命名法 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
「はじめて学ぶ大学の有機化学」、深澤義正、笛吹修治 (化学同人)
ISBN978-4-7598-0797-4 をテキストとして用いる。
命名法についてはプリントを配布する
高校で使用した化学・物理の教科書は、参考書として常に見られるようにしておくように |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
毎回出席票を兼ねた、その日の授業内容の復習と確認のための宿題を課す。
宿題は出席表を兼ね、解答の点数と合わせて平常点とする。
宿題の代わりに、出席を兼ねた短い試験を実施することもある。この試験は平常点に含める。
期末試験は、宿題を含めた授業内容を確実に把握して、理解しているかをみる。
評価は、平常点と期末試験の平均点、または期末試験の点数のうち、高い方の点数で評価する。
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関連科目 Related Courses |
基礎化学A |
履修要件 Prerequisite |
高校で習う化学T、化学Uの両方の知識を有することを前提とするので、高校の化学の教科書を見直して、復習しておくように。高校の授業でやらなかった部分についてもよく読んで理解しておくように。
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備考 Remarks |
講義最終日に「学生による授業アンケート」を実施する。
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