学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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国語
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授業コード Class Code |
E1A261401 |
科目コード Course Code |
E1A2614 |
授業の方法 Course Type |
演習 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
前期 |
曜日・時限 Day & Period |
木2 |
授業科目 Course Title |
国語学演習III−1
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副題 Subtitle |
現代日本語の語彙の研究 |
担当教員 Instructor |
茶谷 恭代,安部 朋世 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
2〜4年 |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
自学部他学科(自研究科他専攻) Students of Other Departments |
可 |
他学部(他研究科) Students of Other Schools |
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科目等履修生 Non-degree Students |
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教室等 Classroom |
教1333 |
概要 Brief Description |
現代日本語を形づくる語彙のしくみについて知り、歴史的な視点、体系的な視点をもって考察する。語彙に関する基本的な事項を概観した上で課題を設定し、各自が調査・研究した内容について演習形式の発表を行い、全員で討議する。オリジナリティのある調査と分析が行えるようにする。後期に開講する「国語学演習V−2」と内容的には重複せず、連続して受講することによって、現代日本語の語彙の全体像がつかめるような構成とする。なお、本科目は、中学校教員養成課程国語科教育分野「専門科目」の中の「教科等に関する科目」に分類され、選択必修科目である。
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目的・目標 Objectives and Goals |
現代日本語の語彙に関する諸問題を具体的な事例に基づいて考察し、中学校国語科の教科内容である〔言葉の特質に関する事項〕の語彙・語句の基礎について包括的に理解し、関心を深める。
到達目標:
1.日本語の語彙の仕組みを知り、理解する。(知識・理解)
2.具体的な事例から帰納的にきまりを発見できる。(思考・判断)
3.〔言葉の特質に関する事項〕の基礎としての語彙の意義を理解できる。(関心・意欲・態度)
4.分析・考察したことを文章や図表などに表し、わかりやすく発表することができる。(技能・表現)
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授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
授業計画
第1回 ガイダンス・語彙論総論
第2回 1章「語彙」 概要の理解
第3回 2章「単語の意味(1)意味/多義語」 概要の理解
第4回 2章「単語の意味(1)意味/多義語」 課題の発表と討論
第5回 2章「単語の意味(2)比喩」 概要の理解
第6回 2章「単語の意味(2)比喩」 課題の発表と討論
第7回 3章「品詞(1)品詞と意味」 概要の理解
第8回 3章「品詞(2)品詞の転成」 概要の理解
第9回 3章「品詞(1)品詞と意味」 課題の発表と討論
第10回 3章「品詞(2)品詞の転成」 課題の発表と討論
第11回 4章「単語の体系(1)類義語/対義語」 概要の理解
第12回 4章「単語の体系(2)上位・下位語/同音語」 概要の理解
第13回 4章「単語の体系(1)類義語/対義語」 課題の発表と討論
第14回 4章「単語の体系(2)上位・下位語/同音語」 課題の発表と討論
第15回 総括
※毎回教科書の該当部分を各自読んで予習すること。担当した課題については、発表の際にレジュメを用意すること。
※受講者の状況や興味・関心に応じて、進め方や順序を変更することもある。
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キーワード Keywords |
日本語 語彙 中学校 言葉の特質に関する事項 語彙・語句
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教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
早津恵美子・他(2012)『コーパスに基づく言語学教育研究資料4 大学生のための語彙論入門』東京外国語大学大学院総合国際学研究院グローバルCOEプログラム※教科書は初回の授業時に指定し配布する。課題となる資料は適宜作成して配布する。参考書・参考文献等は教科書の「別記」参照のこと。また、授業の進行に従い随時紹介する。
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評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
授業態度・討論への参加(30%)、課題の提出物・発表(50%)、期末レポート(20%)、を総合的に判断して行う。@はきちんと予習をし、積極的に討論に参加しているか、ABは課題の趣旨に応じて適切かつ工夫した分析が行えるか、また、課題に取り組んだ結果をわかりやすくまとめられているか、という点を重視して評価する。
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関連科目 Related Courses |
国語学演習V−2 |
備考 Remarks |
後期に開講する「国語学演習V−2」と連続して受講することが望ましい。
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