学科(専攻)・科目の種別等
Department/Division

史学科 専門基礎科目
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授業コード
Class Code
L12700201 科目コード
Course Code
L127002
授業の方法
Course Type
講義 単位数
Credits
2
期別
Semester Offered
後期 曜日・時限
Day & Period
木2
授業科目
Course Title

歴史学入門b

Introduction to Historiography b
担当教員
Instructor
引野 亨輔,保坂 高殿,柳澤 清一
履修年次/セメスター
Students' Year/Semester to take the Course
1
教室等
Classroom
備考欄参照
概要
Brief Description
史学科一年次の必修科目として、歴史学の世界への導入を行う。歴史学に関する基礎的な研究成果を講読しながら、ハンドアウトの作成、発表の技法などについて学ぶ。また自らの関心に基づくレポート作成を目標とした、参考文献(先行研究)、史資料調査の基本的な方法を学ぶ。
目的・目標
Objectives and Goals
歴史の多様性、歴史学の多様性の中から、現代的意味をもつ歴史学研究をどう展開するかを考える。自己の関心を他者のそれとつき合わせながら、その位置を認識することを目的とする。
授業計画・授業内容
Course Plans and Contents
後期は改めてグループ分けをおこない、各グループ毎に共通テキストをもとに報告、討論を行い、記録する。各人は報告担当を通じて、レジュメ作成や口頭発表の仕方、参考文献の調べ方等を習得し、高校時代とは異なった課題の発見、調査、研究方法をまなび、かつ討論を通じて共通テキストの理解を深めることになるだろう。各グループに大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)がつき、授業の進行の補佐役とともに、学生の相談役を務める予定。

加えて後期には、各自が研究テーマを設定し、先行研究や参考文献、史資料にあたって調べ、4000字(400字原稿用紙10枚)程度のレポートを作成する。授業では、そのための準備報告もおこなう。年度末には全員のレポートをまとめた冊子を作成し、1年生全員および教員に配布する。

なお、後期の開始時には、夏休みに執筆した読書レポートを提出、教員が読みコメントを返す。

教科書・参考書
Textbooks/Reference Books
1991年度以降毎年度、史学科一年生の作成したレポート集があるので、レポート作成の参考にしてほしい。
評価方法・基準
Evaluation Procedures and Criteria
平常点(発表と討論への参加)50%、レポートなど課題の提出50%
履修要件
Prerequisite
史学科1年生必修
備考
Remarks
教室:共通演習室1,2,3

受講者は、毎週テキストの該当箇所を予め熟読してくることが求められる。

入門レポート作成のために、日頃から自分の関心に従って参考図書を探索し、精読することが必要である。