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学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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英語
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授業コード Class Code |
G111C0022 |
科目コード Course Code |
G111C00 |
授業の方法 Course Type |
演習 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 |
曜日・時限 Day & Period |
月1・水4 |
授業科目 Course Title |
英語IR22
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| English I R |
担当教員 Instructor |
久保田 正人,清田 毅 | 清田 毅 |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
1T機電ナ |
教室等 Classroom |
F31 | H11 |
概要 Brief Description |
英語のエッセイをたくさん読み進む授業と、英語を読むために自分で英語を書いてみる授業の組み合わせ。英語についての深い知識と力強い読解力を身につけることをめざす。 |
目的・目標 Objectives and Goals
15 Core Competencies for General Education | 月曜日1限は英語を正確に書くことを目指します。なぜ英語を書くかというと、英語を正しく読むためです。「正しく」とは、前後の文脈をよく観察し、一つひとつの語について、それぞれの基本的な意味から外れない範囲でもっとも適切な意味を模索しながら読むことです。また、その場面で、なにゆえそのような表現と構文が用いられているのか、という点にも心を配らなければなりません。同じ語彙が用いられていても、構文がちがえば、作者の意図した内容もちがってくるからです。そのことを理解するには、実際に自分で英語を書いてみるのが一番です。たしかトヨタ自動車では新人に自動車を分解させて、それを元へ戻す作業を課していたはずです。何かを正しく理解するには、自分でそれと同じものを組み立ててみるのが一番です。
水曜日4限は、英語を母国語としている国では子供でも読めるような平易な物語を読みながら、たくさんの英文に触れ、考えることを目指します。本当の意味で英語が読めるようになるには、その文章の内容に関係する文化や歴史などの背景的知識も必要です。この授業ではそのような総合的な読解力を伸ばすことを目標にします。また、知識がよく定着するように、英語を身体で覚える作業も取り入れます。
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1_知へのいざない Introduction to Knowledge |
知識力 Knowledge | ○ |
探究力 Exploration | ○ |
技術力 Technique | |
情報力 Information | ○ |
批判力 Critical Thinking | |
2_人間のふるまい Human Behavior |
倫理観 Ethics | |
実践力 Practice | |
社会性 Sociability | |
自然観 View of Nature | |
創造性 Creativity | ○ |
3_社会とのかかわり Social Engagement |
国際力 Global Attitude | ○ |
地域力 Community Oriented Attitude | |
生活力 Vitality | |
指導力 Leadership | |
主体性 Independence | ○ |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
A whale is no more a fish than a horse is. という英文があります。この英文はどういう意味でしょうか。「クジラが魚でないのは馬が魚でないのと同様だ」「馬が魚でないのと同様にクジラも魚でない」というような日本語で表される内容でしょうか。もしそのように解釈している人があれば、その人は、誰かに教わった日本語を繰り返しているだけで、英語そのものを読んではいません。なぜなら、文末の a horse is. は a horse is a fish. の省略形ですから、「馬は<魚でない>」ではなく、「馬は<魚だ>」という意味になるはずのものだからです。もし a horse is a fish.を「馬は魚でない」の意味にとれるというのであれば、I am a student.を「わたしは学生ではない」という意味にとってもおかしくないということになります。どのようなジャンルの文章を読むにしろ、まずは英語そのものをきちんと読むことに徹しなければなりません。
月曜日1限では、このような主旨にのっとり、可能な限りていねいに、一つひとつの表現に注意しながら、緻密に英語の文章を組み立てることを試みます。また毎回、副読本の内容把握試験をおこない、本文の文章について重要な点を解説します。
水曜日4限では、もっとのびのびと楽しい物語を読むので学習意欲も湧きます。短い短編を集めた本なので気軽に読むことが出来ます。映画もあるので授業でやったところを映像として見て楽しむことも出来ます。また、音読や暗唱、書き取りといった地道な訓練を通して知識の定着を目指します。
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教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
月1:作文資料はコピーで配布。副読本 BBC News for Chiba Students(成美堂)は事前に購入しておくこと。
水4:プリントを使用する。
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評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
月1:担当箇所の評価と月例試験の評価 (80%)、副読本試験の評価 (20%)。
水4:中間試験、授業への貢献度、期末試験を総合的に評価する。特に授業中の積極的な発言を評価する。
最終評価は、2つのクラスの平均点でつけられる。 |
備考 Remarks |
公欠以外の欠席が6回を超えた場合は失格となり評価は「不可」となる。授業態度(居眠り)、遅刻も減点の対象となりうるので気つけるように。 |