学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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専門科目 園芸学科
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授業コード Class Code |
H11340201 |
科目コード Course Code |
H113402 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
前期 |
曜日・時限 Day & Period |
金2 |
授業科目 Course Title |
植物分子生物学
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Plant Molecular Biology |
担当教員 Instructor |
中村 郁郎 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
3〜4 |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
自学部他学科(自研究科他専攻) Students of Other Departments |
可 |
他学部(他研究科) Students of Other Schools |
可 |
科目等履修生 Non-degree Students |
可 |
教室等 Classroom |
園 307講義室 |
概要 Brief Description |
植物の種分化、形態形成、シグナル伝達、ストレス抵抗性等に関与する分子生物学的な側面について講義する。さらに、農業分野における遺伝子工学の基礎知識、応用例、問題点、今後の方向性等について自身の研究を含めて紹介する。 |
目的・目標 Objectives and Goals |
植物の持つ多様な生命現象を分子生物学的な側面から理解するための基礎知識および解析方法について習得する。
植物に関する分子生物学に必要な用語、基礎知識、解析方法を説明できる。
植物の遺伝子の進化、発現、機能などの理解を深め、その応用方法を考察できる。
遺伝子組換え作物を作出するための基礎知識を理解し、その応用方法を考察できる。
遺伝子組換え作物の安全性の評価に関する科学的な考察ができる。
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授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
1. 植物の遺伝子研究の流れについて解説する。
2〜3. 植物の遺伝子進化と種分化について解説する。
4〜5. 植物の突然変異体の単離と遺伝子の同定について解説する。
6〜7. 植物ホルモンと遺伝子発現について解説する。
8〜9. 植物のシグナル伝達の分子機構について解説する。
10〜11. 植物のストレスに対する遺伝子応答について解説する。
12〜13. 植物の形態形成と遺伝子発現について解説する。
14〜15. 形質転換植物の作出と安全性の評価について解説する。
講義中の質問や意見は適宜受け付けます。また、WEB (http://homepage3.nifty.com/tassobe/) に本講義に関連する事項を掲載致します。 |
キーワード Keywords |
植物,分子生物学,遺伝子発現,形態形成,環境応答,遺伝子導入, ストレス抵抗性 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
講義資料は、適宜作成して配布致します。
参考書
ライフサイエンスのための分子生物学入門(駒野・酒井共著、裳華房)
分子遺伝学 第3版(西郷監訳、東京化学同人)
育種とバイオサイエンス(蓬原雄三監修 養賢堂)
植物の遺伝子発現(長田・内宮編 講談社サイエンティフィク)
二重らせんの私(柳澤桂子、早川書房) |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
下記の内容の期末テストを実施する。
植物分子生物学に関する基礎知識を問う問題を5割
遺伝子の進化、発現、機能などの理解を問う問題を2割
遺伝子組換え作物を作出するための基礎知識を問う問題を2割
遺伝子組換え作物の安全性の評価に関する科学的な考察を問う問題を1割
また、期末テスト80%と講義参加状況20%として総合的に評価する。
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関連科目 Related Courses |
遺伝学、育種学、植物細胞工学、分子生物学等 |
履修要件 Prerequisite |
生物学の基礎科目等を履修済みであることが望ましい。 |
備考 Remarks |
公務員試験(農学)の受験希望者、公務員及び会社等で植物の品種改良や基礎研究に携わ
りたい人は受講して下さい。
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