学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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専門科目 生物学科
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授業コード Class Code |
S14136101 |
科目コード Course Code |
S141361 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
前期 |
曜日・時限 Day & Period |
火1 |
授業科目 Course Title |
分子進化発生学I
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Molecular and Developmental EvolutionI |
担当教員 Instructor |
小笠原 道生 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
2, 3, 4 |
教室等 Classroom |
123講義室 |
概要 Brief Description |
動物のかたちづくり(発生)と進化に関する学の歴史的経緯と、かたちと発生の変化をもたらす分子的要因について概説する。本講義では、無脊椎動物のボディープランとその進化を中心に理解をすすめる。 |
目的・目標 Objectives and Goals |
目的:学生が、動物が持つ多様な形態を生み出す”発生”ならびに”進化”の学の関連性について、歴史的経緯をふまえながら進化発生学のコンセプトを学ぶ。その上において、形態の変化を引き起こす要因を発生生物学の分子的研究成果に求め、分子発生システムの変更が形態の多様性獲得の原動力となることを理解する。
目標:学生が、進化発生生物学の理解に必要な基本的概念を説明できるようになる。その上で、無脊椎動物の多様な形態のなかに見いだされる共通性とその形態を進化させた要因に関して、分子生物学的・発生生物学的・ゲノム科学的・生物情報学的観点におけるトピックスを説明できるようになる。 |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
以下の項目を中心に、学際的展開を交えながら概説する
・第1〜3回:後生動物の多様性と系統
・第4〜6回:動物の進化と発生
・第7〜8回:分子進化発生生物学の原理とプロセス
・第9〜11回:発生とツールキット遺伝子と進化
・第12〜14回:ボディープランと発生メカニズムの分子的進化
・第15回:分子進化発生生物学の学際的アプローチ
なお、進行状況によってスケジュールと内容を変更することがある。
また、授業内容および時間外学習をもとにレポートを作成する。 |
キーワード Keywords |
分子生物学、発生生物学、進化生物学、後生動物、前口動物、後口動物、ボディープラン |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
プリントを配布する。参考書は必要に応じて授業中に指示をしたり、授業用のwebサイト内の参考図書の項目にて提示する。 |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
レポート(50%)および期末試験(50%)に対する達成度を評価する。
評価は、課題に取り組む姿勢(提出期限、体裁)、内容量(文字数、コンテンツの有無)、内容の質(論理性、正当性、網羅性、独自性など)で行う。
レポートの提出は、提出日時が確認できる授業用のwebサイトにて行う。 |
履修要件 Prerequisite |
授業内容に興味があり、授業内容を修得する意志があること。また、教員の指示に従って授業用のwebサイトでのレポート提出が行えること。 |