学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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教育学
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授業コード Class Code |
E1J197101 |
科目コード Course Code |
E1J1971 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 |
曜日・時限 Day & Period |
水2 |
授業科目 Course Title |
シティズンシップ教育
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Citizenship Education |
副題 Subtitle |
市民を育てるということ |
担当教員 Instructor |
市川 秀之 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
1〜4/T4-T5 |
時間数 Total Hours |
30 |
受入人数 Maximum Number of Students |
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受講対象 Students for whom Course is Intended |
自学部他学科(自研究科他専攻) Students of Other Departments |
可 |
他学部(他研究科) Students of Other Schools |
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科目等履修生 Non-degree Students |
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教室等 Classroom |
教2112 |
概要 Brief Description |
1990年代以降、シティズンシップという言葉が注目され、様々な国の教育課題として取り上げられるようになっている。本授業は、シティズンシップという言葉、それを教育することの意味、国内外の実践などを扱う。これらの探究を通して、受講生には自分なりのシティズンシップ教育の形を考えてもらう。 |
目的・目標 Objectives and Goals |
本授業では、受講生がシティズンシップ教育の基礎的な概念や成立背景、さらには実践の種類などを理解すること、さらには自分なりのシティズンシップ教育の構想を提案できるようになることを目標とする。
知識・理解:シティズンシップ及びシティズンシップ教育の諸概念を理解できる
思考・判断:授業内容を踏まえて、シティズンシップ教育について自分の考えを展開できる
関心・意欲:授業で扱う人物の著作を読もうとする
技能・表現:授業内容を踏まえてレポートを書くことができる |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
【授業計画・授業内容】
第1回:授業概要の説明
第2回:シティズンシップとは(1)―市民の要件―
第3回:シティズンシップとは(2)―市民と排除―
第4回:シティズンシップとは(3)―参加とその問題―
第5回:中間レポートのための話し合い
第6回:中間レポートの提出及び自由論題
第7回:シティズンシップ教育の歴史―イングランドを中心に―
第8回:日本におけるシティズンシップ教育の展開と可能性
第9回:シティズンシップ教育は何を育むのか(1)―対話/熟議―
第10回:シティズンシップ教育は何を育むのか(2)―対話/熟議の問題―
第11回:シティズンシップ教育は何を育むのか(3)―国家への帰属感をめぐって―
第12回:日本における実践(1)―品川区の事例等の紹介と検討―
第13回:日本における実践(2)―ゲストスピーカーによる実践報告―
第14回:シティズンシップ教育の未来
第15回:期末レポートのための話し合い
【授業時間外での学習】
前時の復習及び関連文献の読解を行うこと。関連文献については、授業内で適宜紹介する。 |
キーワード Keywords |
シティズンシップ、シティズンシップ教育 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
テキスト
なし
参考書
北山夕華(2014)『英国のシティズンシップ教育―社会的包摂の試み』早稲田大学出版.
小玉重夫(2003)『シティズンシップの教育思想』白澤社.
バーナード・クリック(2011)『シティズンシップ教育論―政治哲学と市民―』
関口正司監訳, 法政大学出版局. |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
評価方法
中間レポート(1,600字以上、30点)、期末レポート(3,500字以上、70点)
※希望者には、別途ボーナスレポートを課す
評価基準
授業内容を踏まえた上で自分の考えが説明できているか
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備考 Remarks |
第1・5・15回には必ず出席すること。 |