学科(専攻)・科目の種別等
Department/Division

教養展開科目(キャリアを育てる)
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授業コード
Class Code
G15K40101 科目コード
Course Code
G15K401
授業の方法
Course Type
講義・実習 単位数
Credits
2
期別
Semester Offered
後期 曜日・時限
Day & Period
金2
授業科目
Course Title

地域を知り、地域で企画するA

Method to know the area, and to plan in the area A
副題
Subtitle
廃校小学校をプロデュースする
担当教員
Instructor
和田 健,白川 優治
履修年次/セメスター
Students' Year/Semester to take the Course
1,2,3,4/T5,T6 時間数
Total Hours
30 受入人数
Maximum Number of Students
10
受講対象
Students for whom Course is Intended
※日本財団学生ボランティアセンターによる寄付講義
教室等
Classroom
G4-51
概要
Brief Description
この授業はT5では大学で講義、T6では宿泊を前提とした現地実習と事後学習を行う予定である。
内容は、廃校小学校の活用を中心に地域コミュニティのあり方を考察し、どのような企画を立て、活動することができるか考え、行動することである。そしてこの授業は短期留学生(J-PAC生)と学部学生とともに企画を立て、現地で実践する協働学習でもある。
地域コミュニティにおける小学校の廃校とはどういう事態として捉えられるのか。それは地域の少子化にとどまらない、その地域で育ち生きている人々にとっても、地域の重要なランドマークに暗い影を落としている事態ともいえる。地域における廃校小学校の再創造を千葉県鴨川市大山地区をフィールドに、活用に関わる企画を立て地域の人々と協働し、実践していく。それに加えてボランティアとは何かについても合わせて考察する。外部の人間が違った視点で、その地域でどのような活動をしていくのかも考えていく。
このほかに廃校小学校の全国的諸相、地域の人たちの声、そしてその地域の文化や歴史について講義する。
目的・目標
Objectives and Goals

15 Core Competencies for General Education
地域コミュニティにおける現状を多角的視点から考察する。海外、国内から鴨川への移住、スローライフ、里山、地域文化など様々な観点を理解する。
現地実習ではグループワークによる企画運営をもとに行動をする。
グループワークでの協働学習では各自がグループ運営において相互でファシリテートができる能力を身につける。

1_知へのいざない
Introduction to Knowledge
知識力
Knowledge
探究力
Exploration
技術力
Technique
 
情報力
Information
 
批判力
Critical Thinking
2_人間のふるまい
Human Behavior
倫理観
Ethics
実践力
Practice
社会性
Sociability
自然観
View of Nature
創造性
Creativity
3_社会とのかかわり
Social Engagement
国際力
Global Attitude
地域力
Community Oriented Attitude
生活力
Vitality
指導力
Leadership
主体性
Independence
授業計画・授業内容
Course Plans and Contents
授業は、T5で教室での講義と企画運営のグループワークを行い、T6では集中授業として2泊3日を想定して現地実習を行う。日程は追って決定するが、T6なので2月から3月を想定している。T5では担当教員のみならずゲストスピーカーの講義も予定している。

【講義】
1.ガイダンス
2.地域コミュニティと廃校(ゲストスピーカー)
3.ボランティア・地域貢献の活動について(ゲストスピーカー)
4.南房総の農山村部のコミュニティと歴史と文化
5.現地での実践を前提とした活動企画をプレゼンし決定する
6.グループワークでのディスカッション
7.グループワークでのディスカッション
8.受講者全体で実習に向けた最終調整

※実習の日程と内容、講義の順番、内容等は変更する可能性もある。詳細はガイダンスで説明する。

キーワード
Keywords
地域コミュニティ、グローバル化、学校・廃校、廃校活用、里山、移住、南房総、ボランティア、スローライフ
教科書・参考書
Textbooks/Reference Books
教科書はなし。参考書などは授業中に紹介する。
評価方法・基準
Evaluation Procedures and Criteria
グループワークでの企画、運営が主体的であるか。 30%
提案する企画内容が具体的かつ活用度が高いか。 20%
実習に参加して主体的に動いているか。40%
学生同士の相互評価(リフレクションシート)にコメント力があるか。10%
関連科目
Related Courses
地域を知り、地域で企画するB
履修要件
Prerequisite
・単位の取得には、講義のみならず、実習への参加が条件となる。実習に参加できない場合、単位取得は認められない。
・実習にかかる交通・宿泊費は、日本財団学生ボランティアセンターから支援をいただき、原則学生負担は発生しない。ただし若干の食費など分担で負担することはある。詳細はガイダンスで説明する。
・2015年度以前の「グローバル化とコミュニティ実践」履修者は参加できない。
備考
Remarks
・この授業は、日本財団学生ボランティアセンター(GAKUVO)の寄付講座であり、同センター長の西尾雄志氏の協力・監修のもとで行われる。
・受講希望人数が多い場合は、抽選とする場合がある。