学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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教養展開科目(コミュニケーションリテラシー)
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授業コード Class Code |
G15X05301 |
科目コード Course Code |
G15X053 |
授業の方法 Course Type |
講義・演習 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
前期 |
曜日・時限 Day & Period |
木3 |
授業科目 Course Title |
手話を学ぼう
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Introduction to Sign Language |
副題 Subtitle |
日本手話入門 |
担当教員 Instructor |
三野 弘文 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
1〜4年生 |
時間数 Total Hours |
2時間×16回 |
受入人数 Maximum Number of Students |
40名程度(手話の実技を学ぶためには人数制限はやむを得ないと考えています) |
教室等 Classroom |
G4-44 |
概要 Brief Description |
千葉大学ではバリアフリーキャンパスの創出に力を注いでいるところですが、この授業では、聴覚障害者の方たちとのバリアフリーコミュニケーションの手段としての手話の実技を学びとともに、手話がどのような言語であるか、聴覚障害者の人たちがどのような社会的立場に置かれているかを学び、人権について考える機会にしたいと思います。
偏見や差別意識をなくし、親しく接することができるためのきっかけ作りです。
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目的・目標 Objectives and Goals
15 Core Competencies for General Education | この授業は、手話を使って会話をすることができることを第一の目標にしますが、同時に障害を持つ人たちが置かれる社会的立場、差別の構造、人権の問題について理解を深めることがより重要な関心事です。
共生社会を実現するために、障害をもつ人たちへの偏見や差別意識をなくし、ともに手を携えて同じ場所に生活することの深い意味や、すべての人が参加し、平等の情報を得ること(情報保障)の意味について考えなければなりません。
その上で、実際に聴覚障害を持つ人との日常的な接し方、バリアフリー・コミュニケーションの手段として、初歩的な手話の実技を学びます。
学習目標は以下の通りです。@障害を持つ人たちへの偏見や差別意識をなくす。A障害を持つ人たちの立場に立って考えることができる。B手話使って簡単な日常表現ができようになる。C言語としての手話の特徴を理解することができる。D差別のない社会を実現するためのビジョンを描くことができる。
聴覚障害者とのコミュニケーションの第一歩を踏み出すことができればと願っています。 |
1_知へのいざない Introduction to Knowledge |
知識力 Knowledge | |
探究力 Exploration | |
技術力 Technique | |
情報力 Information | |
批判力 Critical Thinking | |
2_人間のふるまい Human Behavior |
倫理観 Ethics | ○ |
実践力 Practice | |
社会性 Sociability | ○ |
自然観 View of Nature | |
創造性 Creativity | |
3_社会とのかかわり Social Engagement |
国際力 Global Attitude | |
地域力 Community Oriented Attitude | |
生活力 Vitality | ○ |
指導力 Leadership | |
主体性 Independence | |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
1回目ガイダンス、ことばとしての手話(菊池浩平)
2回目ことばとしての手話2(菊池浩平)
3回目から15回目までの13回の授業については、千葉聴覚障害者センターから講師と手話通訳者を派遣してもらい、講義を交えながら、主として手話の実技指導を行う予定です。
具体的な日程表が確定していませんが、授業時には発表します。
毎回、何を学んだかを確認するため200〜300語での小レポートを提出してもらいます。
毎年10月に手話検定試験が実施されますが、この授業では5級程度を目指します。
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キーワード Keywords |
手話、バリアフリー、情報保障 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
教科書は第1回目の授業時に指示します。
「友だちをつくる手話」発行 千葉聴覚障害者センター
販売 千葉日報社
(4/16追記) |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
各回のコメントと(30%)と最後にレポート(40%)を提出してもらいます。
また手話の実技では中間に確認テスト(30%)を行う予定です。
成績評価ではこれらを総合的に判断しますが、上記の学習目標に対して、どの程度目標が達成されているかによって判定します。
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