学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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専門科目 園芸学科
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授業コード Class Code |
H11220501 |
科目コード Course Code |
H112205 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 |
曜日・時限 Day & Period |
水3 |
授業科目 Course Title |
生物生産環境学概論
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Introduction to Environmental Science for Bioproduction |
担当教員 Instructor |
坂本 一憲,宍戸 雅宏,松岡 延浩,中牟田 潔,後藤 英司,犬伏 和之,椎名 武夫,小川 幸春,彦坂 晶子,野村 昌史,宇佐見 俊行,八島 未和,石神 靖弘,間野 正美,長 泰行 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
1年次 |
時間数 Total Hours |
30 |
受入人数 Maximum Number of Students |
約70名(履修要件参照) |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
原則として園芸学科所属学生のみ受講を認める。
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教室等 Classroom |
園 合同講義室 |
概要 Brief Description |
栽培植物はその生産過程において、物理的・生物的・化学的な環境の影響を受ける。本講義ではこれらの環境と植物生産との関係について、各教員の専門分野から解説する。
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目的・目標 Objectives and Goals |
植物生産環境の基盤である気象や土壌、植物内外に生息する植物、昆虫、微生物等の知識を習得し、施設およびフィールド農業における環境を幅広く理解することを目的とする。また、理工学的、生物学的、化学的な素養を合わせ持ち、植物生産環境の創生・管理ができる能力を養うことを目標とする。 |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
本講義は3年次に「生物生産環境学プログラム」を選択し、同プログラムで卒論研究をする園芸学科所属学生に向けた内容となっている。具体的な内容は以下の通りであるが、生物生産環境学プログラム長による初回ガイダンスに続いて、プログラム長の専門分野から講義が始まるため、各講義の順序は毎年変更になる。
0.ガイダンス:生物生産を取り巻く様々な環境
1.植物も病気になる 〜植物と病原微生物の関係〜(宍戸)
2.植物に害を及ぼす微生物(病原菌)を研究する意義について(宇佐見)
3.えっ?園芸学部で昆虫?なぜ?〜研究内容の説明〜(野村)
4.植物と節足動物の相互作用(長)
5.生物間コミュニケーションを仲介する信号化学物質(中牟田)
6.ダイズに共生する微生物たち 〜根粒菌と菌根菌〜(坂本)
7.土が出来るまで 〜土壌と作物生産の関係〜(犬伏)
8.土のはたらき 〜炭素の貯蔵庫と循環ポンプ〜(八島)
9.光合成の物理的側面(松岡)
10.地球温暖化問題に果たす植物の役割(間野)
11.植物の環境ストレス応答(椎名)
12.電磁気環境と植物(小川)
13.施設園芸と植物工場(1)― 温湿度環境と植物生育(彦坂)
14.施設園芸と植物工場(2)― 光環境と植物生育(後藤)
15.施設園芸と植物工場(3)― ガス環境と植物生育(石神)
なお、授業外学習として、あらかじめ学部のホームページなどで担当教員の専門や研究内容など関連の情報を把握し、講義内容の理解の一助とすることを勧める。また、質問等は口頭やメールなどにより随時受付け、担当教員より回答する。
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キーワード Keywords |
生態系,環境管理,物理環境,生物環境,化学環境 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
特になし |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
講義毎に小テストを課し、その合計で評点を出す。 |
関連科目 Related Courses |
栽培・育種学概論 |
履修要件 Prerequisite |
原則として園芸学科所属学生のみ受講を認める。(本授業は3年次に「生物生産環境学プログラム」を選択し同プログラムで卒論研究をする学生のための講義であるため。) |