学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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専門科目 食料資源経済学科
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授業コード Class Code |
H13024101 |
科目コード Course Code |
H130241 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
2 |
期別 Semester Offered |
後期 後半 |
曜日・時限 Day & Period |
火3・火4 |
授業科目 Course Title |
農村社会学
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Rural Sociology and Community Development |
副題 Subtitle |
食と農の結びつきを手がかりに、地域社会における人々の生き方を考える |
担当教員 Instructor |
西山 未真 | 西山 未真 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
2年次・後期 |
時間数 Total Hours |
15 |
受入人数 Maximum Number of Students |
特に上限なし |
受講対象 Students for whom Course is Intended |
自学部他学科(自研究科他専攻) Students of Other Departments |
可 |
他学部(他研究科) Students of Other Schools |
可 |
科目等履修生 Non-degree Students |
可 |
教室等 Classroom |
園 310講義室 | 園 310講義室 |
概要 Brief Description |
農村社会の概念整理、歴史的変遷、都市との関係の変化などを講義しながら、社会経済条件の変化に伴って変化する都市も農村も含めた地域社会のあり方と,そこでの人々の生き方を考える。グローバリゼーション下における社会の持続的発展を考えていくための理論と実際について解説する。 |
目的・目標 Objectives and Goals |
本講義では、講義を通じて、個々人の問題意識の醸成、社会科学としての思考方法、問題把握力、構想力を身につけることで、地域社会における問題把握力とその解決の道筋を考える力の養成と、地域社会を全体社会の中に位置づけ、その発展のあり方を考えることを目的とする。そのために次の3つの達成目標を設定する。さまざまな地域資源(食・農・自然・歴史・文化など)と人のかかわりを把握し、その総体としての地域社会を理解することを第1の目標とする。時代の変遷に伴った地域社会の変化,特に都市と農村の関係の変化を理解しながら、地域社会の独自性とその持続的発展について,具体的に考える力を養うことを第2の目標とする。さらに、グローバリゼーションが進行する中、社会における地域社会の位置づけとそこでの人々の役割について考えることが第3の目標である。 |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
第1回 ガイダンス ー授業の進め方、授業の受け方ー
第2回 農村社会を見る目 −2つのカルチャーショックから−
第3回 高度成長という時代(1) −都市の変貌、ライフスタイルの変化−
第4回 高度成長という時代(2) −農村の変貌、価値観の変化−
第5回 食と農の現在 ーグローバルフードシステムとローカルフードシステムの現在ー
第6回 地域における食と農の結びつき(1) −戦後における食と農の関係の変遷 オルタナティブな地域運動展開の理論整理−
第7回 地域における食と農の結びつき(2) −諸外国の事例紹介−
第8回 地域における食と農の結びつき(3) −日本の事例紹介− +中間試験
第9回 これまでのまとめと中間試験
第10回 食と農を結ぶ現場から ーゲストスピーカーによる話題提供ー
第11回 食と農と環境を地域で結ぶ −生活環境主義という考え方−
第12回 地域社会と経済発展 ーソーシャルビジネスと農村企業ー
第13回 地域アイデンティティと経済格差 −フェアトレードの取り組みから途上国と日本の関係を考える−
第14回 これからの地域社会とそこでの人々のくらし方、生き方を考える−ローカルとグローバルを結ぶ視点− 第15回 講義のまとめと最終試験
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キーワード Keywords |
地域社会、農村、食と農、人と自然、地域資源、地域社会の持続的発展、ライフスタイル、生活の質(Quality of Life)の向上、ローカルとグローバル |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
教科書:授業で参照するリーディングリストは、毎回授業中に次回分を指定する。
参考書:『むらの資源を研究する』『むらの社会を研究する』どちらも日本村落研究学会編、農文協
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評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
出席点と中間試験と期末試験で評価する。
内訳は次のとおりとする。
出席態度30点(2点×15回)+中間試験30点+最終試験40点=合計100点満点
中間試験は第9回目の授業の後半に実施。期末試験は、第15回目の授業の後半に実施します。
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関連科目 Related Courses |
フードシステム学、農業経営学、アグリビジネス経営論、現代の食と農 |
履修要件 Prerequisite |
特になし |
備考 Remarks |
市販のテキストは指定せず、毎回講義内容に関連する資料を配布し、その15回分が本授業のテキストとなる形式をとります。毎回の授業内容に参考となる文献も紹介し、復習に役立てられるようにします。
講義が中心ですが、毎回講義の感想等を聞き、質問・疑問に出来るだけ授業の中で答えていくよう配慮します。
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