学科(専攻)・科目の種別等 Department/Division

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ナノ(M)ナノバイオロジーコース
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授業コード Class Code |
Y21200701 |
科目コード Course Code |
Y212007 |
授業の方法 Course Type |
講義 |
単位数 Credits |
1 |
期別 Semester Offered |
通期 |
曜日・時限 Day & Period |
集中 |
授業科目 Course Title |
分子細胞生物学特講III
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Special Lecture on Molecular Cell BiologyIII |
担当教員 Instructor |
板倉 英祐 |
履修年次/セメスター Students' Year/Semester to take the Course |
前期課程1, 2 |
概要 Brief Description |
受精卵は卵成熟過程で卵細胞質に蓄えられたタンパク質やmRNAなどの母性因子の分解による栄養産生などを行うことで発生を進行させる。本授業科目では、細胞内の分解機構とマウスの初期胚発生の関係を解説する。また、哺乳類個体の遺伝子機能を調べるために必要な遺伝子改変・ 生殖工学技術についても併せて紹介する。 |
目的・目標 Objectives and Goals |
実験動物としてのマウスを題材にして、特に生殖細胞(卵子や精子)の形成や受精そして着床するまでの初期胚発生における分子機構を研究トピックと共に学び、生殖工学技術の基礎と応用についても理解する。 |
授業計画・授業内容 Course Plans and Contents |
マウスの紹介から卵子や精子の生殖細胞の形成、受精、その後の受精卵の発生過程における母性タンパク質分解の生理学的役割を概説する。また、卵子や精子を人工的に操作する技術(生殖工学技術)のメリットや応用についても解説する。
以下の項目について授業する。
1)実験動物としてのマウスの紹介
2)卵子と精子形成
3)受精と着床
4)母性タンパク質の合成:卵子形成や胚発生における役割
5)母性タンパク質の分解:受精直後の初期胚発生における役割
6)生殖工学技術の利用@:遺伝子改変動物からクローン動物作製まで
7)生殖工学技術の利用A:不妊治療への応用
なお、授業内容は受講生の興味などに応じて一部変更することがある。
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キーワード Keywords |
マウス、卵子、精子、受精、母性タンパク質、生殖工学 |
教科書・参考書 Textbooks/Reference Books |
必要に応じてプリントを配布する。 |
評価方法・基準 Evaluation Procedures and Criteria |
出席とレポートによって評価する。 |