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第10回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催

千葉大学は平成25年3月6日に第10回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催した。千葉大学テニュアトラックセミナーは、テニュアトラック制度により採用された若手研究者を世界的な研究拠点形成の中核となる人材に育成するとともに、大学内のテニュアトラック制度の更なる普及・定着を図ることを目的としている。
 今回、記念となる第10回のセミナーでは、真菌医学研究センターの高橋弘喜テニュアトラック准教授より真菌A. fumigatusの熱ストレス耐性に関する研究発表が行われ、続いて大学院園芸学研究科の間野正美テニュアトラック助教より農耕地生態系における温室効果ガス収支に関する研究発表が行われた。いずれの発表も英語により行われたほか、発表後の質疑応答においても、多くの教員から英語による質問や指摘等のディスカッションが行われた。
 また、木庭卓人大学院園芸学研究科長より大学におけるPI(独立した研究主宰者)についての講演があり、自身の経験から学生、研究員、教員のそれぞれの立場からの教育研究活動、管理運営業務に関する貴重な体験談やアドバイスが若手研究者に対して伝えられた。
 このセミナーには本学の若手研究者や研究者を志す大学院生や彼らを指導するメンター教員等が多数参加し、活発な意見交換が行われた。セミナー終了後には「テニュアトラック教員等による意見交換会」が開催され和やかな雰囲気の中、テニュアトラック教員、大学院生、メンター教員等が教育研究の場では交わせないような率直な意見交換や相談が行われた。

     
日 時 2013年3月6日(水) 15:00-17:15


場 所 千葉大学 アカデミックリンクセンター 1階 
コンテンツスタジオ ひかり
Session 1 高橋弘喜 真菌医学研究センター 准教授(テニュアトラック)
“Understanding of molecular mechanism under heat stress conditions in A. fumigatus”

間野正美 大学院園芸学研究科 助教(テニュアトラック)
“Greenhouse gas budget of cropland ecosystems - is the paddy field in Asia "sink" or "source"?”
Session 2 木庭卓人 大学院園芸学研究科長・教授
“PI〔Principal Investigator〕 as an academic manager”