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第11回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催

千葉大学は平成25年7月26日に第11回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催した。千葉大学テニュアトラックセミナーは、テニュアトラック制度により採用された若手研究者を世界的な研究拠点形成の中核となる人材に育成するとともに、大学内のテニュアトラック制度の更なる普及・定着を図ることを目的としている。
 第11回のセミナーでは、セッション1において環境リモートセンシング研究センターの入江仁士テニュアトラック特任准教授より「衛星・地上リモートセンシングの複合利用による大気汚染物質の時空間分布」に関する研究発表が行われ、続いて大学院薬学研究院の殿城亜矢子テニュアトラック助教より「老化と記憶-高齢化社会に備えて-」に関する研究発表が行われた。
いずれの発表においても英語により行われ、発表後の質疑応答においても、多くの教員・学生から英語による質問や指摘等のディスカッションが行われた。
 また、セッション2において熊本大学エイズ学研究センターの滝口雅文センター長より熊本大学のテニュアトラック制における取り組みや工夫について紹介いただいた。特に生命系分野におけるテニュアトラック制の導入の難しさは,千葉大学においても顕在化している課題であり、この課題に対する熊本大学独自の解決策に対して、本学のテニュアトラック制関係者からは多数の質問があり,大きな関心が寄せらせた。
セミナー終了後には「テニュアトラック教員等による意見交換会」が開催され和やかな雰囲気の中、セミナー出席者が教育研究の場では交わせないような率直な意見交換や相談が行われた。

     
日 時 2013年7月26日(金) 15:00-17:15



場 所 千葉大学 アカデミックリンクセンター 1階 
コンテンツスタジオ ひかり
Session 1 入江仁士 環境リモートセンシング研究センター 特任准教授(テニュアトラック)
“Study on spatiotemporal variations of air pollution by synergistic use of satellite and ground-based remote sensing”

殿城亜矢子 大学院薬学研究院 助教(テニュアトラック)
“Aging and memory -preparation for the aging society-”
Session 2 滝口雅文 熊本大学エイズ学研究センター長
“Tenure-track system in Center for AIDS Research, Kumamoto University”