実際に活動に参加した千葉大生の声/千葉大学と富岡小・中学校との歩み

千葉大学・富岡小中学校交流活動 運動会支援振り返りシートより抜粋

今回の活動に参加した動機

以前からボランティア活動には興味があったが、実際に行動に移せずにいました。
今回、自分の出身県である福島県ということ、また、運動会の補助ボランティアということで、是非参加したいと思いました。また、震災後に避難して三春にきた子供たちに、少しでも元気に、笑顔になってもらえるような活動がしたいと思ったからです。
(教育学部・4年・女)


原発の事故後、その辺りのまちがどうなっているのか、人の様子はどうか、ということに興味があったから。加えて子供が好きだから。
(工学部・2年・男)


震災後、ずっと被災地ボランティアに参加したいと思っていたが、なかなか参加できなかったため、今回募集を見て参加することにした。昨年半年、学童保育について調査したり、保育スタッフとして活動したりしていたので、子供たちと触れ合うことにも興味があった。ボランティアは初めてなので、緊張や不安もあったが、楽しみながら参加できればと思い応募することにしました。
(文学部・4年・女)


福島において、実際に3.11の影響を大きく受けた地域を自分自身の目で見たいと思ったから。大学生という時間のある時期に、そしてしがらみのない時期に現地に行き、現地の方と交流したかったので。
(法経学部・4年・男)

感想

今まで頭では考えていても、実際にはわかっていなかった被災地の現状を実地で見ることができた。工場を改装した仮校舎、五月晴れの中体育館で行われた運動会、千葉にいては知る由もない現実だと思う。
(園芸学部・2年・男)


先生方が学生の方に歩み寄り、積極的に運動会に参加する体制を作ってくれたことによって現地の小学生・先生方と交流ができた。また、震災を経験した直後のことや、その後学校として再び授業を行えるようになるまでのお話を聞けたのが非常に良かった。
(法経学部・4年・男)


体育館内での運動会、屋外で活動できない現状であることを実感した。それでも、1つ1つの競技に懸命に参加する子供たちの姿が印象的だった。また、子供たちの良い思い出になるように、と活動する先生方の姿にも刺激を受けた。
(文学部・4年・女)


参加する子供たちが全員で50人ほどであったにもかかわらず、すごくにぎやかで盛り上がり、とても良い運動会だったと思う。子供たちのパワーには驚かされたし、たくさんの元気をもらった。
(工学部・2年・男)


震災後の子供たちが工場を改造した学校で、笑顔で勉強する姿を見て勇気をもらいました。2日目の運動会が終わって、子供たちを見送る時、別れるのが悲しかったです。接する時間は少なかったけど子供たちが元気や純粋な笑顔で自分も子供のころに戻った気がしました。また、このような活動に参加したいです。
(工学部・4年・男)

活動評価

良かった点

  • 実際に身近でふれあうような競技への参加もあり短時間であったがコミュニケーションが取れた。
  • 子供たちが大学生と交流することを楽しんでくれたこと。
  • 小学校の先生方の貴重なお話を聞くことができたこと。
  • すこしでも手伝いをすることができたこと。
  • ボランティア活動で負担となる諸費用を大学が負担してくれたこと。
  • 様々な学部学科・学年の人との出会いがあったこと。

改善点

  • 運動会後に見送りを始めるのが少し遅くなってしまったこと。
  • もっと合間合間に子どもたちをほめることができるとよかった。
  • もう少し長い時間、子供たちと一緒にいたかった。
  • 少し中途半端に参加する形になってしまったような気がしたこと。
  • 子供たちの名前をもっと把握すること。
  • もう少し前からダンスや歌を練習するべきだったこと。