研究成果・活動報告
Research & Activities

移民難民ネットワークちば 第2回(拡大)勉強会

移民難民ネットワークちば 第2回(拡大)勉強会

第2回の勉強会では、とくに日本における難民に関する支援現場でご活躍の方2名を講師としてお迎えし、「条約難民」や「第三国定住難民」として千葉に暮らしている難民の方々への理解を深めていきたいと思います。

日時:2022年1月22日(土)15:00〜17:00
オンライン開催

講師1:石川 えり氏(認定NPO法人 難民支援協会代表理事)

「日本における難民受け入れの課題~NPOの視点から~」というタイトルで、日本における難民受け入れの課題を支援に取り組んできたNPOの視点から紹介して頂きます。

講師プロフィール

1994年のルワンダにおける内戦を機に難民問題への関心を深め、大学在学中、JAR立ち上げに参加。大学卒業後、企業勤務を経て2001年より難民支援協会(JAR)に入職。直後よりアフガニスタン難民への支援を担当、日本初の難民認定関連法改正に携わり、クルド難民国連大学前座り込み・同難民退去強制の際にも関係者間の調整を行った。2008年1月より事務局長、2014年12月から代表理事。

講師2:矢崎 理恵氏(社会福祉法人 さぽうと21)

「『1人も取り残さない』ための包括的学習支援展開事業の長い長い道のり」というタイトルで、1979年に事業を開始した「インドシナ難民を助ける会」にその始まりをもつ「さぽうと21」の取り組みについてご紹介頂きます。特に、市川市行徳においてムスリム小中高生を対象とした週末の学習支援室、千葉市高洲において第三国定住難民の小学生を対象とした平日の学習支援などと関わる人々の声をご紹介頂き、日ごろから謳っている「伴走支援」「包括的支援」について、改めて考える機会をご提供くださいます。

講師プロフィール

大学卒業と同時に青年海外協力隊に参加、フィリピン外務研修所で日本語教師のキャリアスタート。1984年に帰国後は、日本学生支援機構東京日本語教育センターなどで主として予備教育の日本語教育に携わる。2006年より、社会福祉法人さぽうと21の学習支援室コーディネーター。現在も中国帰国者支援・交流センター等で日本語教師業を続けている。2020年より東京都つながり創生財団理事。

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