国際交流

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留学

 初めて海外に行く学生向けの短期留学プログラムからより専門的な長期留学まで,多様なレベル,種類のプログラムがあります。

全学留学プログラム
全学部・大学院の学生を対象としたプログラムで,主に短期と長期に区分されます。

◆短期留学プログラム(2週間程度~)
初心者でも挑戦しやすいものやインターンシップ・ボランティアのような実践的なものまで,様々なプログラムがあります。詳細は,以下のホームページから「全学募集留学プログラム」に関するページで確認してください。
千葉大学留学生課留学支援室:https://www.ryugaku.chiba-u.jp
◆千葉大学海外派遣留学プログラム(長期)
千葉大学が大学間学生交流協定を締結している海外の大学に,協定内容に基づき,派遣留学生として留学できる制度です。派遣留学は,語学研修とは異なり,現地の学部生等と同じ授業・試験を受けながら学びを深める留学です。派遣期間は,本学の卒業に必要な在学期間として算入できるほか,派遣期間中に修得した単位は,各学部等の定めにより,本学で単位の認定を申請することができます。また,派遣期間中は,本学に授業料を納付することで,留学先の授業料は不徴収となります(一部例外あり)。詳細は,プログラム募集要項および以下のホームページから「海外派遣留学プログラム」に関するページで確認してください。
留学生課では,対面またはオンラインで,個別の留学相談に対応しています。
希望する方は,以下のホームページから留学相談の予約をしてください。
千葉大学留学生課留学支援室:https://www.ryugaku.chiba-u.jp
◆各学部・研究科等による留学プログラム
このほかに,各学部・研究科等が独自に行う海外留学プログラム等もありますので,留学を希望する学生は,詳細を所属学部・研究科等の学務担当におたずねください。

外国人留学生のために

この「学生生活のために」に書かれているさまざまなことがらや注意は,原則としては,外国人留学生にもあてはまるものです。
しかし一方で,外国からの留学生としての特殊性も考慮し,それに応じた制度なども設けられているので,この項では,それらを中心に述べることにします。
なお,留学生のための生活情報を中心としたガイドブック「留学生のための生活ガイド」もあわせて参照してください。

(1) 留学生のための指導援助体制
留学生が充実した勉学生活が送れるように,本学では次のような指導援助体制を取っています。修学上の問題,生活上の問題あるいは健康上の問題等について,何か困ったことがあれば気軽に相談してください。
① 国際教育センター(位置図 参照
日本語・日本事情,日本語予備教育,日本語課外補講等の教育と,教育研究上あるいは社会生活への適応上の諸問題に関する指導を行っています。
② 留学生課,インターナショナル・サポートデスク(ISD)(位置図 参照)奨学金,在留資格,住まい,日本での生活など,あらゆる相談に対応しています。
③ 各学部・研究科等の学務担当窓口
④ クラス顧問教員等(参照
⑤ 学部及び研究科における留学生担当教員
専門教育における基礎的・共通的な授業や留学生に対する履修方法,文献検索,教育・研究上の指導,相談を行うために各学部及び研究科には,留学生を担当する教員がいます。詳しくは,あなたが所属する学部等の窓口でおたずねください。
⑥ チューター制度
日本人学生等による個別の指導・援助が受けられる制度です。詳しくは,所属学部・研究科等の学務担当へたずねてください。
⑦ 総合安全衛生管理機構学生保健部
健康相談と診療,健康診断,メンタルヘルス相談について。

(2) 普遍教育科目の履修
普遍教育科目の中に外国人留学生向け科目として,日本語・日本事情科目が開設されています。この科目の履修については,各学部の「履修案内」をよく読み,クラス顧問教員等とも相談の上,履修計画を立ててください。

(3) 宿  舎
本学には,留学生のための宿舎として,千葉大学交際交流会館と,日本人学生と混在型の薫風寮があります。ただし,宿舎の部屋数が少なく,大学近隣には学生向けのアパートが多くあることから,留学生の多くは,民間のアパートに入居しています。宿舎入居申請についての詳細は留学生課のホームページによりお知らせします。

(4) 奨学金制度
① 私費外国人留学生学習奨励費
  文部科学省は,「留学」の在留資格を持つ私費外国人留学生で,学業・人物 ともに優れ,かつ,修学のために経済的援助が必要であると認められる者に対して,学習奨励費を支給しています。
応募方法及び応募資格等の詳細は,毎年4月頃通知がありますので,各学部・研究科等や留学生課の掲示板及び留学生課のホームページによりお知らせします。
なお,支給される人数には限りがあるため,応募しても必ず受給できるとは限りません。
② 民間奨学団体奨学金
  民間奨学団体から募集があった奨学金は,そのつど各学部・研究科等や留学生課の掲示板及び留学生課のホームページによりお知らせします。本学に募集の通知がある民間奨学金等は約60件ですが,募集人員には限りがあります。
なお,①,②の私費外国人留学生向け奨学金に応募を希望する場合は,毎年決められた時期に奨学金申請者登録を行わなくてはなりません。登録方法等の詳細については,各学部・研究科等,留学生課の掲示板及び留学生課のホームペー ジによりお知らせします。

留学生課からのお知らせ:
https://www.chiba-u.ac.jp/global/sai/index.html

(5) 授業料免除制度
経済的理由によって授業料の納付が困難であり,かつ,学業優秀と認められた場合や,その他やむを得ない事情があると認められた場合については,申請に基 づき選考のうえ免除(全額又は一部),徴収猶予又は月割分納ができるようになっています。(参照
免除予算に限度がありますので,申請者全員が免除になるとは限りません。

(6) 在留に関する手続き
① 在留カード
  在留カードは,外国人のみなさんの日本における大切な身分証明書です。 常時,携帯することが義務付けられています。もし,失くしてしまった場合には,まず警察署か交番に届け出をして「紛失届出証明書」を交付してもらい,その証明書を持って14日以内に入国管理局に届け出ることが必要です。
② 住民登録
  在留カードを交付されている外国人のみなさんは,市役所・区役所に現住所 を届け出なくてはいけません(住民登録)。引っ越しなどをして住所が変わる場合には,引っ越し前の地域の市役所・区役所に「転出届」を提出してから,引っ越し先の地域の市役所・区役所に「転入届」を提出してください。
③ 在留期間の更新
  在留期限の更新は,満了日の3か月前からできます。在留期限は,1日でも切れると不法滞在となるものです。自分の在留期限は常に確認をして,時間に余裕を持って更新手続きをしてください。方法がわからない人は,インターナショナル・サポートデスク(ISD)のホームページで確認するか,ISDの各窓口で問い合わせてください。
④ アルバイト(資格外活動)について
  在留資格「留学」で在籍する学生は,大学で教育を受けるという活動に対して,日本に滞在することを許可されています。つまり「留学」の在留資格では,収入や報酬をともなう活動を行うことは認められていません。そのため,もしアルバイトを行う必要が生じた場合には,あらかじめ「資格外活動」の許可を受ける必要があります。ただし,大学との直接の契約に基づいて研究活動等を補助するRA・TAについては,資格外活動許可を得る必要はありません。
アルバイトは,勉学の妨げにならない範囲でのみ認められ,1週28時間まで許可されます。ただし、長期休業期間中に限っては,1日8時間まで認められています。
風俗関連業に就くことは許可されておらず,そのようなアルバイトを行った場合には,不法就労者として国外退去になる場合もあるので十分に注意してください。
また,アルバイトを通して知らないうちに犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。自分が注文した物ではない商品を代理で受け取ったり,他人の銀行口座から現金を引き出すなどのアルバイトは犯罪になります。犯罪組織は甘い言葉で勧誘をします。安易に誘いに応じてはいけません。
なお,休学中は,資格外活動許可を取得していても,アルバイトをすることは認められていません。詳しくは,「休学する場合」のページを見てください。
https://www.chiba-u.ac.jp/international/isd/jp/visa/kyuugaku.html

アルバイトについて,詳しくは出入国在留管理庁のウェブサイトで確認してください。
各種手続案内(出入国在留管理庁ホームページ)
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/16-8.html
トップページ → 各種手続 → 出入国管理及び難民認定法関係手続→資格外活動許可申請

在留管理についてわからない事がある場合には,インターナショナル・サポートデスク(ISD)に相談してください。
(ホームページ)http://www.chiba-u.ac.jp/international/isd/index.html
(Email)isd@office.chiba-u.jp
(窓口)
西千葉:総合学生支援センター2階 043-290-2195
亥 鼻:医薬系総合研究棟Ⅱ1階 043-226-2761
松 戸:園芸学部F棟1階 047-308-8743
資格外活動許可を得るには
以下のウェブページから,申請様式をダウンロードして,出入国在留管理局で申請してください。
申請書の他にも,パスポート,学生証,在留カードが必要です。申請様式は,以下のホームページからもダウンロードができます。
資格外活動許可申請(出入国在留管理庁ホームページ)
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/16-8.html
資格外活動許可を得たら,在留カード裏面に許可を得た事が記載されます。必ず所属する学部・研究科等の事務室に,パスポートと在留カードを持って,その旨を届け出てください。
在留資格「留学」で初めて日本に入国する場合には,到着空港での入国審査時に,資格外活動許可を申請することもできます(再入国の場合にはできません)。詳しくは,入国管理局のホームページで確認ができます。
新しい在留管理制度がスタート -出入国港での手続- (法務省入国管理局ホームページ)
http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_1/port-city.html

注意すること
1.長期休業期間以外は,1週間に28時間を超えてアルバイトをすることは認められていません。在留カード裏面に許可を得た事が記載されます。
2.在留関係の申請ができるのは,住民登録をしている住所を管轄する入国管理局です。
千葉県に住んでいる人は,東京出入国在留管理局(品川)以外にも,平日の9:00-12:00及び13:00-16:00です。
東京出入国在留管理局千葉出張所で申請ができます。受付時間は,

・出入国在留管理庁(入国管理局ホームページ)
http://www.immi-moj.go.jp/soshiki/kikou/tokyo.html
(7) 国民健康保険制度等について
在留カードを交付された外国人の方は,留学生であっても国民健康保険に加入する必要があります。国民健康保険に加入していると,病院などの窓口で支払う金額は,原則としてかかった医療費の3割ですみます。日本の医療費は高額です。健康に自信があっても,思いがけない病気や事故によって医療機関での治療などを受けることになった場合,国民健康保険に加入をしていないと,高額の医療費が請求されることになります。保険料は,前年度の収入金額によって決められ,各自治体によって金額が変わります。収入には,奨学金は含まれません。収入が少ない場合には,保険料が軽減される場合がありますので,市役所・区役所等で相談してください。

(8) 民間アパート入居時の機関保証について
千葉大学に在籍している外国人留学生が,民間アパートを借りる場合,千葉大学が連帯保証人となる「機関保証制度」を利用できます。
この制度は,千葉大学に在籍する外国人留学生が,財日本国際教育支援協会が実施している「留学生住宅総合補償」に加入することを条件に,千葉大学がその範囲内で保証人となるもので,保証人探しの負担を軽減することを目的とした留学生支援のひとつです。詳細は,留学生課にお問い合わせください。
亥鼻キャンパスの学生はISD亥鼻ブランチ(医薬系総合研究棟Ⅱ 1階),松戸キャンパスの学生はISD松戸ブランチ(園芸学部F棟 1階)でも手続きを行うことができます。