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留学生のための就職支援情報「日本の“就活”を知ろう!」

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日本にほんの“就活しゅうかつ”をろう!
Know more about “Shukatsu”!
让我们了解一下日本的“就职活动”吧!

チラシ
ポスター「日本の“就活”を知ろう!」

日本人学生向けの就職情報サイトはたくさんありますが、それに比べて、外国人留学生のための就職情報サイトは少ないのが現状です。そこで、千葉大学国際教養学部の学生5名が授業実践の一環として、日本での就職を考えている留学生のための情報を集めた就職活動支援サイトを作成しました。
公開日:2021年2月28日

目次

本サイトの目的 Aim of this site

外国人留学生が日本で就職活動する場合、さまざまな課題に直面します。出身国と日本の就職活動の違いに戸惑う方は多いでしょう。また、そもそも外国人留学生向けの多言語情報が少ないので、なかなか必要な情報にアクセスできないという問題があります。その中で、以下の二点も重要です。

第一に、在留資格(ビザ)の問題です。外国人留学生は、原則として、大学や専門学校等で学んだ専門分野に関係する職種・業種にしか就職できないという制約があります。たとえ企業から内定を得られても、関連が認められなければ、「留学」から就労可能な在留資格への変更は許可されません。日本の企業は、新卒学生を即戦力としてではなく、そのポテンシャルを見て採用する傾向にあります。にもかかわらず、留学生には専門性を求めるというのは不公平に思えます。しかしながら、現状の日本の制度においては、外国人留学生は自分の専門分野を前提に、職種・業種を絞って就職活動に取り組まなければなりません。こうした制約について、留学生側も採用する企業側もよく理解していないことがあるので、就職活動を始める前に、在留資格制度に詳しい人と相談しておくことが大切です。

第二に、留学生はロールモデルとなる先輩たちのアドバイスを受けにくいという問題があります。千葉大学の場合、優秀な元留学生のOB・OGが多方面で活躍していますが、いわゆる「縦のつながり」が弱いことで、その知見が後輩の就職活動に活かされない、という課題があることがわかりました。

千葉大学西千葉キャンパス構内の桜並木(2019年4月)
千葉大学西千葉キャンパス構内の桜並木(2019年4月)

そこで本サイトは、留学生の就職活動に役立つ情報を整理して伝えるとともに、就職支援の専門家のアドバイスを紹介します。留学生の多くが就職活動において直面する特有の課題について、あらかじめ準備できるよう情報面でサポートします。また、OB・OGとのつながりを作ることが困難な留学生にも先人たちの知見を届けたいと考え、元留学生の社会人や直近のコロナ禍の就職活動を経験した留学生に対してインタビューを行いましたので、その経験談やアドバイスを紹介します。

私たちの取り組みが、日本での就職を考えている留学生の方々の一助になれば幸いです。

1.日本の就活事情 Job hunting situation in Japan

日本における留学生の就職状況は?Job hunting situation in Japan as an international student

日本学生支援機構(2020)と出入国在留管理庁(2019)によると、日本国内の留学生数は、2019年5月1日時点で約31万人でした。留学生数は10年前と比べて約2倍に増加しています。一方、留学生が日本企業に就職するための在留資格変更許可申請件数を見ると、2018年は、約3万1千人でしたが、そのうち許可されたのは約2万6千人でした。許可人数は前年から3千人以上増えましたが、内定を得ていても在留資格が認められず、日本での就職を断念した人が5千人いたことになります。このように、留学生が日本で就職するのは簡単ではありません。

留学生の就職先を業界別に見ると、ITサービス業、商業・貿易、飲食関係が多く、職種別に見ると、翻訳・通訳、販売・営業のニーズが高いです。

また、2018年の留学生の就職状況を国籍別に見ると、中国人が最も多く、次いでベトナム、ネパール、韓国の順で、アジア諸国が全体の95%を占めました。2018年の留学生の最終学歴については、大学卒が約1万人、専修学校卒が約7千人、大学院卒が約6千人であり、大学卒と大学院卒を足した割合が全体の66%を占めます。

出典

日本における就職活動の開始時期は?When job hunting begins in Japan

日本では多くの企業が3月卒業・4月入社の新卒一括採用制度を取り入れており、9月卒業・10月入社の受け入れ先は少数派です。

日本の就職活動(以下、就活と略す)はスタートが早く、大学生の場合は、3年生の春ごろから準備しなければなりません。日本企業のインターンシップは主に大学の夏季休暇を始まりとしており、大学生は一般的に大学3年の6月からその参加に向けて、自己分析や業界研究などの準備に取り組む傾向にあります。また規模の大きい有名企業のインターンシップの場合、厳格な選考過程が用意されています。外国人留学生も大学3年生(大学院修士の場合は、修士1年生)の夏頃から、日本人対象と留学生対象の両方の就活ガイダンスに参加するとよいでしょう。

出典

日本企業の留学生採用基準 Recruitment criteria for international students

新日本有限責任監査法人(2015: 30-31)によると、日本の企業が留学生を採用する理由は、「社内の多様性アップによる職場の活性化」や「海外事業の開拓及び拡大」、「日本人だけでは足りない人員を確保するため」といった理由とは限りません。むしろ「国籍に関わらず選考を行った結果、留学生が採用された」というケースも多いようです。国籍による区別が存在しない場合もあると考えられます。

ただし、日本語能力試験1級(N1)や ビジネス日本語能力テスト1級(J1)レベルの日本語能力が前提となります。日本企業の大半は英語よりも日本語能力を重視しているので、選考試験についても他の日本人学生と同様に、すべて日本語で実施されることが多いようです (新日本有限責任監査法人2015: 47) 。

グローバル化の進んだ現代社会では、企業内に様々な価値観や思考をもつクリエイティブな人材が集まることで、社員の創造性が活性化し、イノベーションをおこしやすくなると考えられます。そのため、多様性の観点を優先し、留学生を積極的に採用する企業も増えているようです。国内外から優秀な人材を採用したいという企業が増え、留学生の採用人数も増加傾向にあります。

しかしながら、「たとえ採用予定数に満たなくても採用基準は下げない」という方針を掲げる企業も多いので、日本人/留学生のいずれにとっても、就活市場の厳しさは変わりません。

出典

留学生に人気の業界は? Popular industries for international students

新日本有限責任監査法人(2015)によると、留学生が希望する業種は、「商業・貿易」(24.4%)が最多で、続いて「製造業」、「IT・情報通信」の順になります。ところが、実際に留学生を採用した企業の業種別比率については、「IT・情報通信」(60.0%)が最も高く、「製造業」、「その他サービス」が続きます。この結果をみると、「製造業」と「IT・情報通信」については留学生の希望と企業採用が合致しています。一方、「商業・貿易」については留学生の希望に反して採用が少なく、競争率の高い業種と言えます。

就職活動を行う際には、希望する企業や仕事についてよく調べる必要があります。その際には「業種」のみならず同じようなビジネスモデルで分類した「業界」という視点が役に立つでしょう。

経済産業省は、日本の産業を19に分類しています。一方、大手就職情報サイトのマイナビは、日本における仕事を8つの業界に分類しています。「メーカー」「商社」「小売」「金融」「サービス」「ソフトウエア・通信」「マスコミ」「官公庁・公社・団体」の8つに大きく分類したのち、メーカーの中でも「食品」、「化学」、「繊維」など、さらに細かく分類していきます。同じ業界であれば求められる人物像も似ているので、面接で同業界内の競合他社との比較を問われることもあります。興味のある業界の研究が必要となるでしょう。

出典

日本におけるインターンシップ  Internships in Japan

インターンシップとは学生が民間企業や公的機関などで就業体験を行うことを指します。日本の大学生の多くは、企業研究や業界研究のためにインターンシップに参加します。これにより、学生側は企業へ自己PRができ、企業側は人材確保ができます。また双方とも新卒採用時のミスマッチを回避できます。

インターンシップは期間によって2つに分けられます。2日~1ヶ月未満のものは短期インターンシップ、1ヶ月以上のものは長期インターンシップと呼ばれます。短期インターンシップは、大学3年生が就職活動における企業選びや選考の一環として参加するものが多く、グループワークなどで仕事のイメージを掴むような内容となっています。他方、長期インターンシップは学年を問わず、大学1年生から募集していることが多いです。社員に教わりながら実際の仕事を経験するので、アルバイトでは体験できないような仕事のスキルを身につけることができます。

ただし、日本企業のインターンシップに参加する場合は、グループディスカッションや安全確保のために、コミュニケーションに支障のないレベルの日本語能力を持っていることが条件になるようです。日本語以外の言語を使用したインターンシップは極めて少ないので、注意が必要です。インターンシップ参加までの具体的な流れは次で説明します。

2.留学生の就活とは?  How do international students find work

年間スケジュール  Annual schedule

年間スケジュール
出典:ICC「留学生の就職活動」(2020) を参考に筆者が作成
https://www.america-daigaku.com/program/jobsearch.shtml
留学生の先輩の就職活動スケジュール例

【学部3年or大学院1年】

4月- 学校主催の就活セミナーや企業紹介セミナーなどに参加して情報収集を開始。
6月-10月 夏と冬のインターンシップに応募・参加。またインターンシップは選考があるので、対策として自己分析や業界研究などに取り組む。
11月-12月 エントリーシートや面接の対策、筆記試験対策などを固める。
1月-2月 志望業界の絞り込みや就活軸の決定などを行い、早期選考に参加する。
3月 数多く開催される合同説明会に参加し、エントリーシートの提出を行う。

【学部4年or大学院2年】

4月- グループディスカッションや面接など新卒の本選考に参加する。
5月以降- 多くの企業で内々定が通知される。
10月1日 多くの企業で内定式開催。

就活用語解説 Keywords for job hunting in Japan

就職活動においては特有の用語が使用され、また本来の日本語や英語の意味と紛らわしい場合があります。ここでは重要で基本的な5つの用語を解説します。
出典:MY就活ネット https://www.myskc.net/yogo.php

エントリーシート(ES)
ESは、エントリーシートの略であり、就職活動のための履歴書を指します。
通常の「履歴書」が「過去」に焦点を当てているのに対し、「エントリーシート」は学生の「未来」に焦点を当てているところに違いがあります。 「就職活動の軸」、「自己PR」、「現状分析」、「志望動機」という4点セットで「将来の夢実現ストーリー」を書きます。インターネットや郵送で提出します。

グループディスカッション(GD)
グループディスカッションは、グループワークとも呼ばれ、「複数人で1つの課題に取り組む」面接方式を意味します。 例えば5人1組でグループディスカッションを行う場合、「全国に信号機は何台あるか?」といったテーマを与えられ、 5人全員で課題に取り組みます。
グループディスカッションはディベートと異なり、他のメンバーを論破して自分の意見を通したら勝ちというものではありません。「全員で協力して答えを見つける」ことが前提です。一次面接の前にグループディスカッションを課す企業も多く、 ここでコミュニケーション能力を発揮できなければ、その次の面接に進むことはできません。

内定と内々定
内々定とは、「10月1日に内定を出す」という約束を、10月より前にもらうことを指す就活用語です。経団連の取り決めにより、内定は10月1日より前に出してはいけないことになっています。過去には、大学4年生の6月1日に面接が解禁され、最終面接に通過すると「内々定」がもらえました。内々定は内定の約束ですので、10月1日に内定式に出席すると、内々定が内定に切り替わります。

本エントリーとプレエントリー
プレエントリーは、マイナビやリクナビ等の就職情報サイトや企業の採用サイトから、個人情報や志望動機を登録して、企業へ「御社に興味を持っています」と意思表示をすることです。一方、エントリー(本エントリー)は、実際にエントリーシートを提出し、本格的に選考に参加することです。
出典:賢者の就活
https://kenjasyukatsu.com/

OB・OG訪問
OB・OG訪問とは、企業で働いている人(社会人)を訪問し、その企業の情報やその人の働き方について話を聞くことです 。説明会よりも、実際に働いている様子をリアルに知ることができます。またエントリーシートの添削を受けることもできます。入社前後のギャップや待遇面など、面接や説明会で人事担当者に聞きづらいことを聞けるチャンスなので、有効活用しましょう。
出典:リクナビ
https://job.rikunabi.com/contents/obog/4096/?isc=r21rcnq01026

留学生におすすめのOB・OG訪問サイト OB / OG visit site recommended for international students

マッチャー
国内最大級のOB・OG訪問支援サービスです。大学の先輩以外でも、気になる企業の気になる人に気軽にOB・OG訪問をすることができます。
https://matcher.jp/

ビズリーチ
ビズリーチ・キャンパスは、大学生とOB・OGがつながる、OB・OG訪問のマッチングサービスです。基本的には、自分と同じ大学出身の人に限定されます。
https://br-campus.jp/

在留資格(ビザ)の種類 Type of status of residence(visa)

日本に在留する外国人は、在留資格ごとに決められた範囲でのみ活動(仕事)することができます。したがって、留学生が日本で就職して働くためには、留学ビザからその職種に該当する在留資格(ビザ)へ、変更許可を申請しなければなりません。

多くの場合、就職活動で内定を得た後に、在留資格の種類を変更することになります。4月入社の場合、同年の1月から 法務省入国管理局(もしくは地方入国管理局、同支局、出張所)で手続きが可能です。

「本サイトの目的」でも説明したように、就職活動において在留資格の問題はとても重要なので、行政書士や弁護士などの専門家に早めに相談することをお勧めいたします。

就職関連サイトの紹介 Introduction of job hunting sites

Web上には、無料で利用できる学生向けの就活情報サイトが数多く存在します。下記URLにアクセスし、目的に合った情報を収集しましょう。

(株)マイナビ,「マイナビ」
→掲載企業数が多いため、まだ志望業界が決まっておらず、幅広い企業を見て回りたい人にお勧めです。
日本語サイト: https://job.mynavi.jp/

(株)リクルート, 「リクナビ」
→先輩発見機能が企業検索機能に付随しているため、自分の志望業界がある程度固まっており、OB・OG訪問や先輩たちの意見を聞きたい人にお勧めです。
日本語サイト: https://job.rikunabi.com/2022/

(株)ディスコ,「キャリタス就活 外国人留学生特集」
→登録学生数が少数精鋭であり、企業担当者一人一人とコミュニケーションを深めたい人にお勧めです。就活に役立つ日経ニュースや企業研究コンテンツも提供されています。
日本語サイト: https://job.career-tasu.jp/2021/features/foreign/student/

株式会社ASIA Link「留ナビ」
→グローバル中堅・中小企業の紹介が多く掲載されている求人情報サイトです。業界や職種からではなく、国籍や専攻、将来母国で働きたいかなどから、求人を探すことが出来ます。
日本語サイト: https://www.asialinkryunavi.com/jobinfo/

株式会社ベイングローバル「Global Leader」
→グローバル人材と企業をつなぐジョブサイトです。求人情報だけではなく、就職フェアのスケジュールや就活をする上でのお役立ち情報など、コラムも充実しています。
日本語サイト: https://www.globalleadernavi.com/

科学技術振興機構(JST),「JREC-IN研究者人材データベース」
→企業の研究開発に携わる人だけでなく、大学院の博士課程または修士課程に進学した人を対象とした、研究人材向けの求人求職サイトです。
日本語サイト: http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
English site : http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop?ln=1

日本貿易振興機構(JETRO)「高度外国人材活躍推進ポータル」
→外国人留学生の受け入れに積極的な日本企業の情報が幅広く掲載されています。日本の制度や就活情報を丁寧に解説していますので、日本の大学への留学を考えている人や、日本企業での就職を考えている人にお勧めです。
日本語サイト: https://www.jetro.go.jp/hrportal/
English site : https://www.jetro.go.jp/en/hrportal/

厚生労働省,「東京外国人雇用サービスセンター」
→外国人に係る情報提供、職業相談・紹介や事業主に対する外国人雇用の情報提供、援助などを専門的に行うだけでなく、日本の大手企業から地元産業まで幅広い分野のインターンシップを斡旋し、インターンシップ実施前後の事前講習や就職支援などが魅力的なサービスになります。日本企業での就職を考えている、または日本語が不得意な外国人留学生のみなさんにお勧めです。
日本語サイト: https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/
English site : https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/english.html

厚生労働省, 「ハローワーク(公共職業安定所)」
→就職先選びや保険手続きをサポートしてくれたり、研修や相談を受けられたりし、パートから転職まで様々な求人のニーズに応えてくれる行政機関です。通訳のいる窓口もあるので、就活活動のやり方が分からないといった初心者や日本語能力が不十分で心配に思っている方々は、窓口で相談してみてはどうでしょうか。
なお、私たちがお話を伺った「新卒応援ハローワーク」もその一部で、就職活動中の学生や若者向けの相談に特化しています。

「ハローワーク」
日本語サイト: https://www.hellowork.mhlw.go.jp/
通訳を配置しているハローワーク一覧(List of Hello Work with Interpreters)
日英併記PDF: https://www.mhlw.go.jp/content/000592865.pdf
「新卒応援ハローワーク」
日本語サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000132220.html

日本人学生支援機構, 「外国人留学生のための就活ガイド2022」
→日本の就職活動について、選考対策から在留資格の変更まで、幅広く解説をしています。各国語訳がありますので、日本の就活について詳しく知りたい留学生の皆さんにお勧めです。新型コロナウイルス対策のためのオンライン就活のアドバイスもあります。
日本語サイト: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/job/guide.html
English site: https://www.jasso.go.jp/en/study_j/job/guide.html
簡体字版: https://www.jasso.go.jp/zh-CN/study_j/job/guide.html
繫体字版: https://www.jasso.go.jp/zh-TW/study_j/job/guide.html
한국어: https://www.jasso.go.jp/ko/study_j/job/guide.html

インターンシップへの参加 Participating in internships in Japan

「インターンシップに参加してみたいけど、どうすればいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか?ここではインターンシップに参加するまでの流れを説明します。以下の通り、大きく4つの手順に分かれます。

①企業を選びながらインターンシップを探す。

代表的なインターンシップの探し方を3つ挙げます。

(1)就職情報サイト
→上記記載の[就職関連サイト]を確認してください。
幅広い企業から探したいという人には、就職準備サイトを推奨します。そこでは、そのサイトにしか掲載されていないような企業情報もあり、業種や実施場所、実施期間、フリーワードなどを入力して検索し、該当する企業を一覧で見ることができますので、企業間の比較検討が容易です。

千葉大学就職支援課の様子(2021年2月)
千葉大学就職支援課の様子(2021年2月)
(2)学校のキャリアセンター
キャリアセンターは、学校によっては就職課や就職部、就職センターとも呼ばれています。キャリアセンターでは、少数ですが、企業や団体のインターンシップを斡旋していて、学生のフォローもしてくれます。学校の先輩たちが参加した体験談など、貴重な資料がありますので、訪問してみてはどうでしょうか。

(3)合同企業説明会
合同企業説明会では、一度に多くの企業の説明を聞け、質疑応答の時間も設けられていますので、自分に必要な内容かどうかを確認できます。また、対面での合同企業説明会では、企業側からスカウトされることもあり、それまで知らなかった思いがけない企業と出会える貴重なチャンスでもあります。

②インターンシップに応募する。

複数のインターンシップに応募するのが一般的です。インターンシップに応募して実際に採用される確率は、約20%程度と言われており、また採用結果まで平均2週間程度を要するため、1社ずつ応募していては非効率です。もし複数のインターンシップの参加採用が決まってしまったら、電話やメールで断りましょう。

③インターンシップの選考を受ける

企業によってはエントリーシート(志望動機や自己PR)の提出や面接などの選考を通してインターンシップへの参加可否を判断します。

④インターンシップに参加する。

インターンシップの当日は、道路の混雑や公共交通機関の遅延などを考慮に入れ、余裕をもって目的地に到着するようにしましょう。

出典

オンライン就活の注意点 Online job hunting : Points to note

新型コロナウイルス感染拡大による就活事情の変化として、企業説明会やインターンシップがオンライン開催となったことが挙げられます。例年のインターンシップとは異なる注意点がいくつか存在します。

インターンシップや面接などをオンラインで行うときには、自分の使用する端末が企業側ときちんとアクセスできるかどうかを確認しなければなりません。多くの場合、事前に接続テストを行うことができるので、当日までに済ませておきましょう。回線トラブルの発生も見込まれますので、余裕を持って開始予定時刻の5~10前にはアクセスを完了させましょう(日本学生支援機構2020:11)。

面接や面談などで企業とオンラインでコンタクトをとる際は、自分の顔が相手に見えるようにビデオ機能をオンにするのが原則です。そのため顔の一部ではなく、顔全体を画面に映すことが重要です。またあくまでもビジネスの場なので、画面背景に不要なものが映り込まないようにし、画面に映る自分の顔が明るく写るようにしておくことも重要です。なお場合によってはバーチャル背景を設定することもできますが、動作に対応して画面が乱れるなどの不具合が生じうるリスクがありますので、使用の際は気をつけましょう。また画面越しのオンライン面接では気持ちや意図が伝わりにくいので、話に合わせて頻繁に大きく頷くなどのリアクションをしましょう。

背筋を伸ばしてカメラ目線を意識し、相手と話すときはしっかりと語尾まで発声し、いつも以上にリアクションをしましょう。

出典

面接のポイント Interviews – Points to note

日本企業の選考では、多い場合、面接が3回以上実施されます。また、新型コロナウイルスの影響により、対面からオンラインへと面接形態を変える企業も増加しました。面接全般のポイントを説明します。

<服装>
特に服装の指定がない場合はスーツの着用が通例です。私服可の企業についても、カジュアルすぎる服装や露出の多い服装などは避けましょう。襟付きのワイシャツなど、オフィスカジュアルに該当する服装の着用が妥当です。

<マナー>
面接には細かなマナーが存在します。たとえば、入室時にはドアを2-3回ノックし、相手の指示を得るまで勝手に入室してはいけません。座席に案内された際には丁寧にお礼を述べ着席します。また着席時の姿勢として、背筋を伸ばし、椅子に深く座りません(日本学生支援機構2020:59-62)。

<面接の目的>
基本的に「ポテンシャル採用」が行われる日本の企業においては、「一緒に働きたいか」という人物面を知るために面接が実施されます。そのため、長所や性格など自分をわかりやすく面接官へ伝えることが求められるでしょう。

<企業面接における外国人留学生ならではの質問内容>
以下の質問は、企業の面接で特に問われます。自信を持って回答できるように練習を重ねておきましょう。

Qなぜ日本に留学を決めたのか
Q日本で何を学んだのか
Qなぜ日本で働きたいのか
Q日本でどのくらい働き続けてくれるのか
Qどのような労働条件や待遇を希望するのか
→留学生の皆さんは「日本で働く意味」や「自分の将来設計」などを具体的に考え、明確な意見を持つことが何よりも大切です。

3.インタビュー記事 interview articles

【千葉大学の留学生の就活  Job hunting situation among Chiba University international students】

【留学生の就活体験談 Job hunting experiences of international students】

直近のコロナ禍の就職活動を経験した千葉大学在学中の留学生3名に体験談や後輩へのアドバイスを伺いました。

【元留学生の就活体験談 Job hunting experiences of former international students】

千葉県内の留学生を多数採用された実績を持つ、千葉市の(株)協同工芸社のご協力を受け、元留学生の社員3名に、就職活動に関する体験談や後輩へのアドバイスを伺いました。

【留学生の就職を支援している方へのインタビュー Interviews with people who support job hunting of international students 】

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